6月20日金曜日、大和市内科医会の講演会で順天堂大学医学部循環器内科の准教授の先生による冠動脈疾患と糖尿病に関する話を聴きました。糖尿病は冠動脈危険因子として非常に重要で、糖尿病の管理がその患者さんの運命を決めると言っても過言ではありません。
また翌日の6月21日土曜日は、診療終了後に都内のホテルで開催された頚動脈狭窄症に対するステント治療(CAS ; Carotid Artery Stenting)の最前線の講演会に参加して来ました。
頚動脈の動脈硬化による狭窄に対して「ステント」という金属のメッシュを入れて拡張し、脳卒中を防ぐ治療法です。この春から保険適応となりました。全国から1000人余りの脳外科医、循環器医が参集。土曜の夜というのに盛会でした。冠動脈に病変のある方には高率に頚動脈狭窄が合併することが知られています。当院でも頚動脈のエコー検査を実施しています。動脈硬化のリスクのある方には積極的にお勧めしています。
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