医療法人 恒和会 宗内科・循環器科:神奈川県大和市鶴間にある循環器専門医による内科、循環器科クリニック tel:046-293-7774 fax:046-262-4445 E-mail: naika@yamatoclinicmall.com

予約はこちら!!
宗内科・循環器科 ホーム > 院長ブログ

« 前 | メイン | 次 »

オオムラサキを見に行く

7月6日、日曜日。雨は何とか免れそうなので、オオムラサキを見に行くことにしました。オオムラサキは羽を拡げると10cmを超える大型のタテハチョウの1種で、北は北海道から南は九州まで分布。昭和32年に日本の国蝶に指定されています。以前は関東の平地にもまれでは無かったそうですが、近年の開発で生息地は大幅に減っています。今回の目的地は以前から多産地として有名な山梨県北杜市長坂町。オオムラサキの展示を中心とした北杜市オオムラサキセンターもあります。

 

新宿駅から8時ちょうどの「あずさ」(・・・2号ではなく今はスーパーあずさ5号です。左の写真)に乗り甲府へ。天気予報が良くなかったためか車内は比較的空いています。スーパーあずさに使われているE351系電車は、カーブの多い中央本線用に開発された特急形電車。カーブでもスピードを落とさずに走れる振り子式で最高速度130km。小仏峠や笹子峠などのかつての難所を怖いほどの速度で駆け抜けます。甲府から普通列車に乗り継ぎ9:59に日野春駅に降り立ちました。

 

日野春駅は珍しくなった木造の駅舎(左の写真)で、構内には蒸気機関車の時代の給水塔(右の写真)が残っています。駅前には商店もありません。そこから徒歩で雑木林へ。

オオムラサキの幼虫はエノキを食草とし、成虫は花には見向きもせずクヌギの樹液に集まります。オスが最初に羽化し、メスの羽化は1週間ほど遅れます。今回はオスが殆どで、メスはあまり見掛けませんでした。上はオスの写真、下は裏面です。

オスは紫が鮮やかですが、メスにはこの紫がありません。メスのほうがひと回り大きく、迫力があります。近くを飛ぶとバサバサ羽音がします。下の写真は今回ではなく2005年の7月28日に撮ったメスの写真ですが、この時は時期が遅かったので、メスばかりでした。

オオムラサキセンター周囲には、自然豊かな観察歩道が整備されています。薄日がさして気温が上がり、汗だくです。

メスグロヒョウモンのメス。

水車小屋と水田。

クロアゲハのメス。

 

シオカラトンボとイトトンボの一種(名前がわかりません)。

 

帰りは日野春駅12:41発、甲府で特急「かいじ112号」に乗り継ぎ、車中で駅弁の昼食。甲府駅の駅弁「うまい甲斐」は950円の「肉めし」です。15:06には早くも新宿に帰り着きました。

 

| | コメント(0) | トラックバック(0)

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: オオムラサキを見に行く

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.yamatoclinicmall.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/101

コメントする

詳細 パソコン画面表示 スマートフォン画面表示