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京福電鉄鞍馬線のこと

11月15日土曜日。また天気の悪い週末になってしまいました。クリニックは午前中は比較的混雑していましたが、午後からは患者さんも少なめ。ところが終わり間際の4時頃になって集中して来院されたため、終了は遅くなってしまいました。どうも土曜日はこのパターンが多い!?。

1976年11月の今頃、私は高校の修学旅行で京都にいました。3日目の自由行動では、京福電鉄鞍馬線(1986年から叡山電鉄に分離譲渡)で紅葉の鞍馬へ。

基点は出町柳駅。駅には元阪神電鉄の昭和4年製のデナ500形が(左写真)。右の写真は貴船口駅で当時最新の昭和34年製のデオ300形。皆、パンタグラフではなく、ポールでした。

 

鞍馬線は1978年10月まで日本国内最後のトロリーポール集電でした。トロリーポールというのは、物干し竿のようなポールの先端に滑車が付いていて、架線に接触させて集電する方式。トロリーバスと同様です。ポイント通過時などにコントロールするためにポールにはヒモがぶら下がっていました。下の2枚は貴船口駅で昭和4年製のデナ21形です。

紅葉の美しい時期でした。

もちろん鞍馬寺や貴船神社などの旧跡を巡って“修学”するために行ったのです。決してポール電車を見に行ったのではありません!。念のため?。

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