12月15日月曜日。天気は回復。クリニックは昼前から混雑。昼休みは殆ど無しでした。今日もA型インフルエンザの方が来院。感染性胃腸炎の方も多いようです。年末までこんな感じでしょうか。
さて昨日12月14日、すでに11月30日で現役を退いていた0系新幹線の「0系さよなら運転」が新大阪~博多間で実施されました(下の写真は2001年9月小郡:現新山口駅での0系です)。
ところで今から33年前(昭和50年、1975年)の奇しくも同じ12月14日、国鉄本線最後の蒸気機関車牽引の旅客列車が走りました。場所は北海道の室蘭本線、室蘭~岩見沢間です。最終列車は岩見沢第一機関区所属のC57135号機が牽引しました。NHKの特集番組で山口百恵が同機の牽引する列車に乗る番組が放送されてから有名になった機関車で、さよなら運転に抜擢。その後同機は神田の交通博物館を経て現在は大宮の鉄道博物館に保存されています。左が現役時代昭和50年岩見沢駅にて。右は現在の大宮鉄道博物館での姿。
昭和50年当時の私は高校1年生でしたが、昭和48年と昭和50年の春、室蘭本線およびその基地である岩見沢第一機関区を訪ねました。当時岩見沢第一機関区には旅客用のC57型と貨物用のD51型、9600型が最後の活躍をしていました。下の写真は岩見沢第一機関区の様子(昭和50年3月)。右端がC57135号機です。
下の写真はC57135の僚機C57144。同機も現在北海道で保存されています(昭和48年3月)。
こちらも僚機C5744。同機は何故か四国で保存されています(昭和48年3月)。
当時の室蘭本線は殆どが蒸気機関車牽引の列車でした(昭和50年3月室蘭本線栗山~栗丘間)。
C57135号機の走行写真。
こちらは貨物列車のD51。
12月14日の旅客列車に続き、貨物列車も同年12月25日に夕張線で終焉を向かえることになり、翌年昭和51年3月に追分機関区で入れ換え用の9600型が廃止されて国鉄から現役蒸気機関車は全て姿を消しました・・・。