日本感染症学会のサイトに 、緊急提言「一般医療機関における新型インフルエンザへの対応について」(2009.5.21)が公開されています。
基本的に医療機関向けではありますが、分かりやすく解説してありますので、是非のぞいてみて頂くと参考になります。
目次は以下の通り。
1)過去の我が国における新型インフルエンザ流行の実態から学んでください
2)新型インフルエンザは、いずれ数年後に季節性インフルエンザとなって誰で
も罹患しうる病気です
3)新型が流行すると青壮年層の被害が甚大となるのには理由があります
4)流行初期から一般医療機関への受診者が激増します
5)重症例にはウイルス性肺炎よりも細菌性肺炎例や呼吸不全例が多く見られます
6)一般予防策ではうがい、手洗い、マスクが効果的です
7)医療従事者の感染予防にはサージカルマスク、手洗い等が効果的です
8)全ての医療機関が新型インフルエンザ対策を行うべきです
いかにも専門家集団らしい、お役所の指針とは比べ物にならない(!?)「冷静な」役に立つ提言です~。
重症例にはウイルス性肺炎よりも細菌性肺炎例や呼吸不全例が多く見られることから、肺炎球菌ワクチンの接種が勧められています。当院では予約制で接種しています。ご希望の方はお問い合わせ下さい。
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