11月3日火曜日。文化の日でお休みです。今秋一番の冷え込みで12月並みの気温。寒いけれど朝から快晴でした。
都心へ出かけるつもりが、あまりの天気の良さに行先変更。地下鉄千代田線からそのまま常磐線で取手へ。
取手駅の構内の端から関東鉄道常総線が出ています。関東鉄道は常総線と竜ヶ崎線の2路線を持つローカル私鉄。
常総線は常磐線の取手と水戸線の下館を結ぶ非電化路線です。
非電化ですので、車輌は全て気動車(ディーゼルカー)です。
ディーゼル独特の振動とエンジン音と紫煙を残して取手駅を出発。途中の水海道までは複線で、沿線はベッドタウンと化しています。
今時、非電化複線の路線は貴重。架線が無いので空が広く見えます。
途中の守谷駅では新幹線駅のようなつくばエクスプレスをくぐり水海道へ。取手からの車輌は水海道止まり。ここからはたった1両の列車に乗り継ぎます。車内はガラガラ。複線だった線路もここから単線となり、運転本数も激減。俄然ローカル色が濃くなります。
取手から下館までは約1時間20分。単線なので時折途中駅で列車交換。
筑波山を右手に見ながら進みます。単線の線路の両脇には何の花か判りませんが黄色い花が咲いています。
なんと今時は無人駅でもPASMOが使えます。
畑の中や林の間を抜けながら、列車は進みます。
終着駅は水戸線の下館。最近あまり見かけなくなったアドバルーンが右上隅に上がっています。
ここからは真岡鉄道が出ていて、今日は蒸気機関車の運転日ですが、この時間は出払っていて閑散としていました。構内にはディーゼル機関車のDE10が1台留置されているのみ。
ここから水戸線で東北線の小山へ。
小山からは湘南新宿ライン・横須賀線直通の快速逗子行きに。遠くには那須連山が見えます。
栃木の小山から逗子行きとはチョッと違和感ですね。このまま赤羽、新宿、横浜、鎌倉を通って逗子まで1本で行けるとは!。小山から新宿までは1時間10分ほど。
新宿のK百貨店のセールを覗き、通勤用の靴を購入~。東京、千葉、茨城、栃木、埼玉を巡る小トリップでした。
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