11月18日水曜日。朝は今にも雨が降りそうな曇り空でしたが、次第に天候は回復。昼には青空になりました。
昨日に引き続き今日もクリニックは比較的平穏。やはりインフルエンザのピークは過ぎたのでしょうか。
それでも昨日はお母さんがインフルエンザで受診、今日になってその娘さん2人がインフルエンザで・・・なんてケースも。普通はお子さんが学校から持ち帰ることが多いのですが。
以前から予約して頂いていた方のインフルエンザワクチン接種も少しずつ。
昼は神奈川県医師会医療情報システム検討委員会。本来横浜で開催予定でしたが、昨今のインフルエンザの流行で、参加委員の負担軽減のためテレビ会議形式に急遽変更されました。横浜の神奈川県医師会と各郡市医師会をインターネット回線で結んでの会議です。
横浜まで出向かずに大和市医師会から会議に参加。臨場感はいまひとつですが、時間の節約にはとっても便利~。議事は少なめで早々に終了。
夜は大和市内科医会の講演会に参加。今日は北里大学教授の小林弘祐先生によるCOPD(Chronic Obstructive Pulmonary Disease、慢性閉塞性肺疾患)の講演です。COPDは以前は肺気腫や慢性気管支炎と呼ばれていた疾患。
WHOによると、世界中で年間300万人(2005年の死亡原因の第4位)がCOPDにより命を落とし、今後10年間でさらに30%増加すると予測しています。日本では2005年に14,416人(全死亡数の1.3%)がCOPDにより死亡し、死亡原因の10位、男性に限ると7位を占めていますが、高齢化により年々増加しています。
COPDの主たる原因は喫煙。一番の治療は禁煙です。日本では推定530万人とされる患者さんのうち、治療を受けている患者さんはほんの数パーセントに過ぎないとか。喫煙歴のある方で息切れのある方は要注意です。その息切れ、“齢のせい”だけではないかも!?。
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