12月9日水曜日。曇り。寒い一日になりました。
クリニックは夕方からやや混雑気味でしたが、他の時間帯は比較的落ち着いていました。新型インフルエンザの流行もピークを過ぎた感じです。
ここ数日、それなりに忙しいのですが、例年の師走よりははるかに平穏。予約制導入の影響と、インフルエンザワクチン接種の方が例年より少ないことが大きいようです。
昨年の今頃は、インフルエンザワクチン接種のピークでしたが、今年は既にひと段落。今年は新型インフルエンザ流行の影響で、10月の早期から接種を希望される方が多かったこと、季節性インフルエンザワクチンの生産量が少なく11月以降ワクチン不足に陥ったこと、既に新型インフルエンザワクチンの接種が始まったことなど、様々な要因で昨年までとは様相の異なる師走となりました。
一方、新型インフルエンザワクチンの接種については、当院では定期通院中の基礎疾患のある最優先の方から接種を始めていますが、納入されたワクチンはごく僅か。追加の納品は今月後半までしばらく無さそうです。
厚生労働省の12月4日の発表では、新型インフルエンザワクチンの推定接種者は最大602万人。そのうち副反応の報告頻度は0.02%、うち重篤症例は0.003%、亡くなった方は0.0009%。安全性については大きな問題は無いようです。でも昨今の報道の影響もあってか、輸入ワクチンの対象となる65歳以上の患者さんのなかには「輸入ワクチンはいやだな~」という声を多く耳にするようになりました。
コメントする