1月11日月曜日。成人の日。今日は予報では良い天気のはずが、朝から曇り空で寒い一日になりました。
朝は運動がてら近所を散策。でも寒くていつもよりは早めに帰宅~。下の写真はエリカ。花の中心の黒い部分が蛇の目に見えることからジャノメエリカというそうです。南アフリカ原産で、寒い今頃の時期(11月~翌年4月頃)が花の盛り。
午前中は食料品の買い出しに近所まで。振袖姿の新成人を見かけました。
さて昨日は、表参道にある鉄道模型専門店モデルスイモン原宿店で、天賞堂のキハ26の400番代の模型を購入しました。キハのキは気動車、ハは普通車、26は形式名ですが、400番代は一等車(今のグリーン車)からの格下げ車を意味しています。
銀座に本店のある天賞堂は、先日の高級時計窃盗事件で話題になっていますが、模型部も既に60周年を迎えた老舗。今回購入したキハ26は、高級な手造りのブラス(真鍮)モデルではなくて、プラスチックの大量生産のモデル。中国製でリーズナブルな価格。
最近はプラ成型技術が一昔前とは格段に進歩していて、昔のプラモデルとは全く別物。細かい表記もほとんど印刷済み~。
床下のエンジンなどの表現も忠実。走行時にはヘッドライト、テールライト、もちろん室内灯まで点灯します。
キハ26の系列は、昭和31年から36年にかけて489両が製造された国鉄最初の準急用気動車。エンジン1台のキハ26とエンジン2台のキハ55が代表形式です。準急「日光」として一世を風靡しましたが、徐々に後輩に道を譲り、昭和62年までには全車廃車になりました。
下の写真は鹿児島に残っていた同系列のキハ55の4番。昭和31年に登場した試作車5両のうちの1両で、量産車よりも前面窓が小さいのでモデルとは少し違った表情。西鹿児島(現在の鹿児島中央)駅で(1979.3撮影)。
下は宮崎~南宮崎間の大淀川鉄橋を渡る日南線のローカル列車。前から2両目がキハ26の400番代(1979.3撮影)。
もとの一等車は一座席毎に窓があるので、窓がたくさん。
普通車に格下げされた後も座席は1等車のままでしたので、この車両に当たるとチョッと得した気分でした~。
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