1月12日火曜日。曇りで暗い朝でしたが、午前中には雨が降り始めました。気温も上がらず寒い一日。
連休明けのクリニックは、朝から立て続けに感染性胃腸炎の方が来院。この連休で一気に感染が拡がったようです。中にはお孫さんの発症を契機に一家全滅に陥ったご家族も~。インフルエンザの方はやはり年齢層が上がって来ました。中高生は鳴りを潜め、成人の方が多くなりました。今日は50歳以上の方もいらっしゃいました。昼は南林間の在宅患者さんのところへ往診。雨のため自転車は使えず徒歩で往復。午後も同様に混雑が続きました。
今日は「セミたちと温暖化」(日高敏隆著、新潮文庫、平成22年1月1日発行)という本を電車内で読み終えました。著者は京都大学教授や滋賀県立大学学長などを歴任された動物行動学のパイオニア。エッセイを多数出しておられますが、惜しくも先日2009年11月に他界されました。残念です。
私は1972年の「人間に就いての寓話」や1975年の「チョウはなぜ飛ぶか」以来の日高ファンの1人でした。本著でもチョウやガのオスがどうやってメスを見つけるか、動物に自意識はあるのか、雪虫の生態、牛と馬の戦略の違い、鳥の構造理論などなど、興味深い(けれども生活には直接関係はない!?)内容を解りやすく軽妙に語っておられます。お勧めです。
夜は大和市医師会で内科医会の有志の集まりに参加。今後の方針や規約の整備、新役員の候補選びなどで、9時過ぎまで。帰り道はすっかり雨が上がっていました。
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