3月2日火曜日。曇り中心の寒い日になりました。
クリニックは、予約外の患者さんは少なめで平穏な一日でした。のど風邪の方が数名。昼は近くの在宅患者さんのところへ往診。雨は降っていませんでしたが朝より寒さが厳しい感じ。夜は大和市医師会の理事会に出席。大きな議事は無く珍しく8時過ぎには終了~。
さて、先日かつての食堂車の話題を取り上げましたが、現在では食堂車が付いている列車は3列車のみ。上野と札幌を結ぶ「北斗星」と「カシオペア」、大阪と札幌を結ぶ「トワイライトエクスプレス」です。このうち定期列車は「北斗星」の1本のみ。何とも寂しい状況です。
ご存知の様に、「北斗星」は昭和63年3月13日に青函トンネルが開通した日から上野~札幌間で運転されている寝台特急。当初は2往復でしたが、今や1往復のみになってしまいました。
下の写真は1997年1月31日、札幌駅に進入するDD51型ディーゼル機関車牽引の「北斗星」 。この時は学会の帰りに札幌から上野まで乗車しました。
北海道内は青く塗られたDD51型ディーゼル機関車が重連で牽引します。
機関車の側面には星のマークが描かれています。
この日は大雪で千歳空港は閉鎖。隣のホームの特急は雪ダルマのよう。
札幌駅で上野行きの表示を見るのは今でも何となく違和感があります。
この時は同行者がいませんでしたので、食堂車で1人でコースを食べる勇気も無く、 駅弁を買い込んでB寝台個室で食べました。営業終了後の食堂車を覗いてみるとチョッと後悔。
道内での大雪の影響と“動物”が線路内にいて停車した影響で、少々遅れて上野到着。青森から上野までの牽引機はEF81型電気機関車には全く雪が着いていませんでした。
でも札幌から走り抜いて来た客車の足回りは雪だらけ。
以上は13年も前の写真ですが、「北斗星」は1988年の登場時から現在まで、20年以上ほとんどその基本スタイルを変えていません。そろそろ限界でしょうか。下の3枚の写真は昨年9月の写真(2009年9月札幌駅)。
ただし、登場時から活躍してきた上野~青森間の牽引機EF81型電気機関車はもうすぐ新鋭機にバトンタッチの予定です。3月13日のダイヤ改正で金沢行きの寝台特急「北陸」が廃止されると、上野を発着する寝台特急は奥羽本線経由青森行きの「あけぼの」と不定期の札幌行き「カシオペア」、それにこの「北斗星」のみになってしまいます。
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