3月27日土曜日。晴れのち曇り。今日も寒い一日になりました。
クリニックは朝方は平穏でしたが昼前から混雑。今日は何故だか新患の方が続いたため、時間がかかってしまいました。でも午後は比較的平穏。
夜は紹介状書きや事務仕事。事務スタッフは4月の診療報酬改訂に向けてのレセプトコンピュータのセッティングです。
さて今週は通勤中の電車内で「ペニシリンはクシャミが生んだ大発見 医学おもしろ物語25話」(百島祐貴著、平凡社新書、2010年2月15日発行)を読みました。著者は慶応の放射線診断科の医師。でももちろんこれは医学書ではありません。
今では当たり前になっている医療技術も、多くの人々の努力や発見の積み重ねによって成り立っています。本書では第1部の診断編では体温、脈拍、血圧からCT、MRIまで、第2部の治療編では輸血、ワクチン、抗生物質から心臓ペースメーカー、人工心肺まで、計25のエピソードを取り上げ、肩の凝らない読み物に仕上げています。本書の帯にあるように、医学の進歩の陰にはドラマが満載です。結構面白いです~。
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