5月4日火曜日。晴れ。みどりの日で祝日。
2日から福島に来ています。朝は福島駅前8時発の高速バスで会津若松へ。本当は列車で移動したいところですが、乗り継ぎの関係でバスを選択。ゴールデンウィークでもバスはガラガラ。車窓からは会津磐梯山が間近に見えます。
会津若松駅には9:23着。ここから9:37発の会津鉄道に乗車。列車は1両のみのディーゼルカーです。
湯野上温泉駅には10:19着。桜がちょうど満開。駅舎はなんと藁葺き屋根。待合室のいろりには火が入っていました。
ここから大内宿へ。大内宿は日光今市から会津若松に通じる旧会津西街道、別名下野街道の宿場だったところ。
全長約450mの街道に沿って、寄棟造、茅葺の民家がほぼ等間隔に建ち並んでいて見事です。
昭和56年に宿場町としては長野県の妻籠宿、奈良井宿に次いで、全国で3番目に重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。
連休で周囲の道路は大渋滞~。こういう時にはやはり公共交通機関の利用に限ります。宿場内も混雑気味で、空いている季節にゆっくり訪れたいものです。
そこから近くの「塔の岪(へつり)」へ。「へつり」 とはこの地方の方言で川に迫った険しい断崖のことだそうです。奇岩が連なり吊り橋が架かっています。
吊り橋の上からも眺めが良かったのでしょうが、高いところが苦手なので風景を眺めたり写真を撮ったりする気持ちの余裕がありませんでした~。
徒歩数分のところにある会津鉄道の塔のへつり駅は湯野上温泉駅の隣駅。こちらは待合室とホーム1面のみ。
ここから13:26発の列車で会津若松へ戻ります。
朝下車した湯野上温泉駅へ戻って来ました。
ここでは快速「AIZUマウントエクスプレス」鬼怒川温泉行きと交換。この車両は元は名古屋鉄道でJR直通特急「北アルプス号」として高山本線を走っていた車両。
会津若松に戻ると磐越西線を新潟へ向かう「SLばんえつ物語」が出発待機中。
本当はこれに乗って行きたいところです。
でもちゃんと会津若松から郡山行きに乗って、東北新幹線で東京駅まで帰って来ました。磐越西線の峠道では桜が満開でしたが、郡山が近付くと既に散っていました。
東京駅はやはり大混雑。のどかな風景の世界が嘘のようです・・・。
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