5月20日木曜日。朝から雨。
今日は休診日でしたが、朝からクリニックで事務仕事。10時には医療器械メーカーさんと面会。医療器械も日進月歩なので、次々に更新していかねばなりません。
昼からは聖マリアンナ医大横浜市西部病院の循環器内科の外来へ。雨の中、西部病院前の道路沿いにはミズキが花を咲かせていました。
今日の外来はスムースに進行。夕方早めに終了しました。
夜は聖マリアンナ医科大学関連の集まりである「TAMAカンファレンス」に出席するために新百合ヶ丘のホテルモリノへ。
最初の講演はこの春に立ち上がった総合周産期母子医療センターについて。日本は妊産婦死亡率、新生児死亡率、乳児死亡率のいずれも世界で最も低く、この分野の医療は世界トップレベル。しかも諸外国よりも少ない医師の数でこの水準を達成しています。それだけ重労働ということでしょうか。日本の出生率は下降の一途をたどっていますが、神奈川県の出生数は比較的多くて年間約8万人。ところがハイリスクの低出生体重児の出生率は年々増加していて10年で25%もアップ。まだまだ施設もマンパワーも足りない様です。
2つめの講演は大学病院における医療安全管理について。人間は本質的に誤りを犯すもの。エラーをゼロにすることは困難でも、個人とチームの能力を高めることによって事故の発生を限りなくゼロに近付ける取り組みの報告。
皆さんインシデントレポートの多い病院なんて入院したくない・・・と思われるでしょうが、実はインシデントレポートの多い病院の方が良い病院。些細と思われるインシデントまできっちりと認識して皆で共有し、同じことが起こらないように対策することによってアクシデントを食い止めることが出来るからです。
講演終了後の懇親会では懐かしい顔ぶれに出会いました。夜10時をだいぶまわってお開き~。
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