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新型インフルエンザ講演会

6月22日火曜日。曇り時々晴れ。雨が降りそうで降らない日が続いています。

今日のクリニックは、午前中10時過ぎと夕方になってからやや混雑したものの概して平穏。昼は近所の在宅患者さんのところへ往診に出ましたが、外の蒸し暑さにびっくり~。

近所に咲いていたピンクの花はヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)のようです。

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北米原産のマツヨイグサの仲間だそうです。

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夜は19時30分から大和市医療センターで開催された新型インフルエンザの講演会に出席。講師はけいゆう病院の菅谷憲夫先生。この分野の第一人者でWHOなどでも国際的に仕事をされている先生です。

昨年からの新型インフルエンザの流行で、日本では40~50歳代を中心に198人(人口10万に対し0.15人)の方が亡くなりましたが、実はこの数は世界的には驚異的に少ない数字。アメリカでは実に死亡者数11160人(同3.32人)。日本で亡くなった方が極端に少なかった大きな要因は、発症早期からタミフルなどの抗インフルエンザ薬が使えたこと。日本では医療機関へのアクセスが良いので、発症早期にすぐ受診、直ちに迅速診断をして即タミフル投与となりますが、アメリカでは発症したらまずは自宅で待機、タミフルを使うのは入院例や肺炎例などの重症例のみです。この違いが大きいそうです。日本の直ぐに受診出来る医療体制はもっと評価されても良いですね~。それにしてもまだ半分以上の人が抗体を持たない状況で、秋~冬には来るという第2波の流行。今年はワクチンの供給が間に合うのでしょうか。

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