7月8日木曜日。久しぶりに晴れて明るい朝。
今日は休診日。予報では天気が悪そうだったので、朝からクリニックで仕事をするつもりでしたが、天気があまりに良くなったので急遽予定を変更。山梨県北杜市へ2年ぶりにオオムラサキを見に行くことに。
新宿8時ちょうどの中央線「スーパーあずさ5号」に乗り、甲府で普通列車に乗り換え。車内はガラガラです。車窓の緑が綺麗~。
早くも9時59分に日野春着。5月にも違う目的で来ましたが、今回は暑い~。
今日の目的地は北杜市オオムラサキセンター。日野春駅から徒歩10分ほどです。
ここには鉄骨ネット張りの観察施設「びばりうむ長坂」があり、自然に近い状態でオオムラサキを見ることが出来ます。残念ながら八ヶ岳は雲がかかっていました。
オオムラサキは6月下旬~7月下旬に年一回だけ発生する大型のタテハチョウの仲間。昭和32年に日本の国蝶に指定され、切手にもなっています。インターネット上で、6月22日から羽化が始まったとのことでしたが、既に「びばりうむ」内にはオスを中心に沢山 のオオムラサキが飛翔中。
今の時期が羽化のラッシュ。ちょうど羽化を見ることが出来ました。まず蛹の両脇に割れ目が出来て、下向きに頭から出て来ます。
しっぽまで出ると反転して蛹の殻に掴まって翅が伸びるのを待ちます。
園内には食草のエノキが沢山植えられていて、結構可愛い顔をした幼虫も沢山(虫嫌いの方には申し訳ありません~)。
オスは紫色が鮮やかですが、メスには紫の部分がありません。でもメスはオスよりも一回り大きくてかなりの迫力です。メスの羽化はオスよりも遅れるので今日の段階ではまだメスは少なめ。成虫はクヌギの樹液を餌とするので、花には寄って来ません。
しばらくすると幼稚園や小学校の団体が到着したので早々に「びばりうむ」を退散~。敷地は広大で全体の広さは泉の森くらいあるかも。
付近を散策するも、“天然物”のオオムラサキには出会えず。
あまりに暑いので、日野春を昼過ぎの列車で帰途に就きました。
今日遊びに出かけ分、明日からの仕事が辛くなりますが、頑張ります~。
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