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C5833

9月27日月曜日。昨夜から本降りの雨になりました。

クリニックは朝から混雑気味。特定健診が大詰めを迎え、駆け込み受診の方が多めでした。

午後からは風邪症状の方が多め。特に夕方から仕事帰りの患者さんが増えて混雑。気温が下がるとテキメンです。ご用心~。

さて先週の木曜日、原宿のモデルスイモンという鉄道模型店で懐かしい蒸気機関車の模型を買いました。銀座天賞堂の1/80、16.5mmゲージです。

機種はC58という1938年から1947年にかけて427輌作られた国鉄の中型万能機で、北海道から九州まで全国で活躍した蒸気機関車です。残念ながら(!?)高価な真鍮製のモデルではなく、中国製の安価なプラスチックモデル。でもプラだと侮るなかれ、全部で14バージョンに細かく作り分けられています。

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今回購入したのは14バージョンのうちのC5833号機の特定番号モデル。C5833は最晩年は北海道の北見機関区に所属していました。

どうしてC5833号機を購入したかといえば、現役時代のC5833に出会ったことがあるから。時は昭和50年3月。石北本線での蒸気機関車の写真を撮り終えて札幌方面に戻る際に、北見駅で列車の時間までまだ間があったので機関区に立ち寄りました。事務所で手続きをして機関庫に入ると、常紋峠越え用のD51や池北線用の9600型に混じって、C5833が暗い庫内で休息を取っていました。

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実車のナンバープレートはグリーンに塗られていましたが、ところどころペンキの剥がれたところから下の赤地が見え、以前は赤ナンバーだったことがわかります。

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本機の特徴は、何と言っても山陰の後藤工場製の特徴的な除煙板(デフレクターと言います)を装着していたこと。しかもJNR(国鉄の意味)マーク付き。でもうっすらと丸く後藤工場のマークが付いていた痕跡が見えます。

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運転台(キャブ)の標記は汚れで殆ど見えなくなっています。製造銘板も付いていた跡が残っているだけ。画面左側に写っている弓状の装置は走行中にタブレット(通標)を取るためのタブレットキャッチャー(北海道型)です。

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さてこの模型は購入したままではナンバープレートや細かい部品は取り付けられていませんので、昨日の日曜日に拡大鏡を片手に作業。附属のエッチング製のナンバープレートは残念ながら黒塗りのみ。ランナーから切り離して所定の位置に接着します。区名札は北見機関区の「北」を選択して接着。因みに「釧」は釧路、「苗」は苗穂、「五」は五稜郭の各機関区を表しています。

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ナンバープレートを張り、煙突に回転式火の子止めを装着するだけで、だいぶリアルな顔立ちになります。

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実際には殆ど見えない運転台の標記と区名札、北海道型のタブレットキャッチャーを装着。実物よりもだいぶ小奇麗な感じですが、リアルな感じを出すための汚し(ウェザリング)まではなかなか手が及びません。

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まだまだ細かい標記や部品が付属していますが、最近は視力と根気が衰えてこの辺で一旦作業終了。しばらく飾って楽しみます~。

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