12月24日金曜日。クリスマスイブは朝から快晴。日中は13℃まで上がりました。
今日のクリニックは、午前中の早い時間は混雑気味でしたが、その波が過ぎ去った後は平穏に経過。
ところが午後からは一転して混雑気味に。風邪症状の方も多めでしたが、薬がギリギリになって予約外で受診された方も多めで、年末の駆け込み受診の方が多かった様です。そういえば1週間後は大晦日ですので、診療のある金曜日は今日が最後でしたね~。
さて今週は電車内で「イタリア完乗1万5000キロ ミラノ発・パスタの国の乗り鉄日記」(安居弘明著、交通新聞社新書、2010年10月15日発行)を読んでおりました。
著者は仕事でミラノ在住の間に、6年間かけてイタリアFS(FSは民営化された元国鉄路線。日本のJRに相当)を全線踏破した偉大な方。
日本と大きく異なるのは列車ダイヤの正確性。冒頭で著者は「日本の鉄道は時を刻むように正確に走るが、イタリアではそうではない。列車は予定された時刻をだいたいの目安として走っている」と述べていますが、列車の遅れは当たり前のお国柄。列車の乗り継ぎにはだいぶご苦労された様子が伝わって来ます。
写真は、以前スイス国境を列車で超えてイタリアに入りミラノまで行った際、ミラノ駅で撮ったスナップ。スイスでは正確だった列車ダイヤがイタリアに入ると遅れ始めて・・・。
さらにストライキが日常茶飯事。「イタリアに来て最初に覚えるべきイタリア語は、チャオ、ボンジョルノ、グラチェ、ショーベロだ」というジョークもあるほど(ショーベロはストライキの意味)だそうです。
でも「乗り鉄」に興味の無い一般の方にすれば、なんでそんなに苦労してまで完乗にこだわるのか理解出来ないですかね~。
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