1月13日木曜日。晴れ。最高気温は8℃で寒さが続いています。
今日はフリーの休診日。寒いけれど天気が良いので、伊勢原市にある日向薬師まで出かけて来ました。
厚木や伊勢原から近距離ですが、周辺はのどかな山里の風情。入口近くには比較的新しいクマ出没注意の立て看板が・・・。
参道は山深い雰囲気です。スギの木がたくさんあって、花粉の時期になったら近付けない感じ。
日向薬師は、716年行基の開山と伝えられる関東地方では有数の古寺。現在の本堂は1660年の再建だそうですが、国の重要文化財に指定されています。
柴折薬師(高知県大豊町)・米山薬師(新潟県上越市)とともに「日本三大薬師」に数えられ、平安時代後期には霊場として既に栄えていたそうです。
境内は工事中。今月から5年以上かけての平成大修理が始まったところです。大修理が行われるのは350年振りにして3回目だそうですが、工事が本格化すると本堂の外観が見れなくなるかも(?)。
平日の午前中、しかも山奥なのに思った以上に参拝の方がいました。
境内には足利基氏が幡をかけて平和と五穀豊穣を祈ったと伝えられる推定樹齢800年の杉の木が。県指定天然記念物、かながわの名木100選に選ばれている杉だそうです。
杉の木の脇にある梵鐘には1340年の銘があるそうで、国の重要文化財。
“日向”は暖かいけれど日蔭は寒いので、あまり長居はせずに早々に帰宅の途に。
帰り道、伊勢原へ向かう途中で卵の売店に人がたくさん。お店から出てくる人は皆たくさんの卵を抱えています。どうやら「寿雀卵」というブランド卵の直売所のようです。
狭い店内にはお客さんが並んでいて、広い駐車場には警備員さんも配置されています。早い時間でないと売り切れることも多いとか。せっかくなので1パック(340円)を購入。 赤味の強い弾力のある卵で、味は濃厚。近くへ行かれたらお試しの価値ありです~。
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