1月15日土曜日。晴れのち曇り。相変わらず寒い朝。
今日のクリニックは、朝のうちは比較的空いていましたが、遅くなるにつれて次第に混雑するいつもの土曜日パターン。インフルエンザの方が今日も多めでした。「昨日はどうしても学校に行きたかったので解熱剤で熱を下げて行って来ました」なんて困った方も~。
さて今週は電車内で「ローカルバスの終点へ」(宮脇俊三著、洋泉社、2010年12月20日初版発行)を読んでおりました。著者は言わずと知れた著名な鉄道紀行作家。1977年に国鉄を全線完乗を果たし、その様子を記した「時刻表2万キロ」は名著でありました。いわゆる「乗り鉄」の人たちにとっては神様のような存在です。
惜しくも2003年に亡くなられましたが、本書は1987年から2年間にわたって月刊誌「旅」に連載された23篇をまとめたもの。著者には珍しく鉄道物ではありませんが、旅情あふれる軽妙なタッチが絶妙です~。
因みに本書の解説は「バスで田舎へ行く」(泉麻人著、ちくま文庫、2005年5月10日発行)の著書。両書で重なるバス路線はひとつもありません。
同じバス紀行でも全く異なるタッチですが、こちらもとっても面白い~。ただしこちらは現在絶版(?)かも。
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