9月17日。今日は基本は曇りベースで時々雨が降ったり晴れ間が出たりの落ち着かない天気。
今日から世間は3連休なので(当院は違いますが・・・)、朝の通勤電車は空いているかと思きや、部活の高校生やリュックを担いだ中高年の方などで意外に混雑。ネクタイ姿は肩身が狭い感じでした。
今日のクリニックは、朝方はびっくりするほど予約外の方がいらっしゃいました。でも昼前には落ち着いて午後の診療はゆったり。いつもの土曜日パターンでした。
さて、この夏にトルコに遠征して来ましたが、久しぶりに今日はその続き。トルコの中央部のカイセリから陸路トルコを横断して、エフェスに着いたのは旅の終盤。
エフェスはトルコの西端、エーゲ海に面した古代ギリシャの大都会だったところ。紀元前10世紀頃(!)から建設が始まった古代都市で、聖母マリアも晩年はここで過ごしたそうです。
中に入ると、通りの両側や周辺には無造作に大きな石がゴロゴロ。広さとスケールにはビックリです~。
オデオンは1400人収容の音楽堂。元々は屋根付きだったそうです。
下の写真は、ギリシャ神話の勝利の女神ニケのレリーフ。世界的な某スポーツメーカーの社名は、このニケ(Nike)に由来しているのだそうです。
クレディア通りは、両側に商店が並ぶ繁華な通りだったようです。突き当たりに小さく見えるのが図書館。
左側の小さなタイル張りの道路は、高級品店が並ぶ上流階級用。
途中にあるハドリアヌス神殿のアーチ。ハドリアヌスはローマ帝国の五賢帝。
ケルスス図書館は1万2000もの蔵書があったそうで、アレキサンドリア、ベルガマと並んで、ギリシャの三大図書館のひとつだったそうです。
図書館の向かいには娼館!。なんで?と思われるでしょうが、図書館とは地下通路で繋がっていたのだそうです。図書館に行くと言いながら・・・。う~ん、昔の人もしたたかです。
それにしても石畳の照り返しが暑くてヘトヘトです~。
図書館の影で水分補給の後、さらに歩きまわります。下の写真は2万4000人収容の大劇場。ステージ中央で大きな声を出すと、音響効果抜群だったことが判ります。
大劇場から港を結んだアルカディアン通りは大理石。港に続くメインストリート。ジュリアス・シーザーとクレオパトラもここを歩いたとか。
近くの街にあるエフェス考古学博物館には遺跡からの収蔵品が多数ありました。有名どころは2体収蔵されている豊穣のシンボルアルテミス像。
そこからエーゲ海のリゾート地クシャダスまでは直ぐ。内陸部を長距離移動した後に海に到達したので、感慨もひとしおでした。
向かいにボンヤリ見える島影はギリシャです。左には大型クルーズ船。
近付いてみると、裏側にもう一隻。エーゲ海クルーズの途中でしょう。
海は青いけれど、港の風情は日本と変わらず。
のんびりと夏の間ず~っとこんなところで過ごしたいものです。まだ続きますが後日に~。