9月20日火曜日。雨時々曇り。昨夜からの雨で一気に気温が下がって、半袖では寒いくらいになりました。
今日のクリニックは朝のうちは混雑していましたが、次第に落ち着いて午後は平穏。ほぼ予約時間通りに診療が進みました。
先日、近くの書店で「新編チョウはなぜ飛ぶかフォトブック版」(日高敏隆、海野和男著、朝日出版社、2011年6月25日発行)を見つけました。元になっているのは35年前の名著「チョウはなぜ飛ぶか」です。
35年前、東京農工大にいらした日高敏隆先生の「チョウはなぜ飛ぶか」という本には、地道なフィールドワークから素朴な疑問を解き明かしていく過程が綴られていて、動物行動学の面白さに溢れた名著でした。
幼少の頃からチョウや昆虫が好きだった私は、高校で生物部に所属。そんな時に「チョウはなぜ飛ぶか」に出会って一旦は進路を農学部に決めたのでした。
訳あって進路変更したのが高校3年になってから。ギリギリの進路変更であったため、高校3年で全く受験に関係無い科目を選択するハメになり、さらに卒業後に余計な1年を費やすことに!?。
後年になって、日高敏隆先生の別のエッセイを読んでいたら、私が子どもの頃にフィールドにしていた場所が出て来てビックリ!。意外に接点があったのでした。また本書の共著者で日高門下の海野和男先生が、私の高校の先輩だったことを知ってさらにビックリ。今更ながら、やっぱり農学部へ行くように運命付けられていたのかも知れません。
最近になって今からでも進路変更したいと思うことが時々・・・。もう遅いでしょうか!?。
コメントする