10月30日日曜日。晴れのち曇り。
今日は朝から大田区蒲田で開催されている第32回日本鉄道模型ショウへ。会場は例年通り京急蒲田駅近くの大田区産業プラザ。
朝から大勢のモデラーで混雑。1階大展示ホールには約80の鉄道模型や関連商品を扱う企業が展示ブースを出しています。真夏にお台場で開催される国際鉄道模型コンベンションよりも小振りですが、小さな会社がたくさん参加していて、よりマニアックな感じです。
最近は1/150のNゲージ(9mmゲージ)が主流。車輛は小さくて迫力不足ですが、日本の住宅事情を勘案すれば致し方ないところ。下はリアルラインというNゲージの蒸気機関車を作っているメーカーの“情景”を含んだ展示。昭和40年代を再現しているそうです。
Nゲージの小さな機関車ですが1両約3万円は驚き!。
一方、下は1/80の16.5mmゲージ。アクラスの新製品EF64ですが、プラスチックの量産品なので、大きくても上のNゲージの蒸気機関車と同じく3万円前後。こっちの方がお買い得!?。
要はどれだけ手間がかかるかによって値段が決まるということですね。下はセッテという会社のEF63のサンプルモデル。同じ16.5mmサイズですが、とっても手間のかかった手造りの真鍮製なので、発売時の値段は恐ろしいことになるでしょう・・・。
足回りも超精密~。
現在発売中の同社のキハ81系は7輌セットで553350円!。
485系電車や165系電車などのサンプルも展示。
横浜にある篠原模型店のレールは世界的なブランドです。展示してあったジオラマもリアルです。
エンドウは箱物車輛が中心。発売予定の北斗星牽引機EF510-500のサンプル。
下は現在発売中の同社の東北新幹線「はやぶさ」のE5系。
良く出来ていますが、先頭車1輌だけで10万円では・・・。
有名ブランドの天賞堂のブースでは、垂涎の16.5mmゲージのC11やEF58、EF510-500などの高級ブラスモデルが展示されていました。
でも同社ではダイキャストやプラスチックのお手頃モデルも作っています。下は渋い題材ですが、東海道本線の特急「つばめ」に使われていた展望車のサンプル。プラスチック製なので発売時はお手頃価格になってくれるはず。
下は大きなサイズ1/45、24mmゲージの小田急ロマンスカー(クマタ貿易)。さすがに大迫力です。
もちろん室内も作り込まれています。
その他、実物の運転台や部品、関連グッズ、展示棚、書籍等々を扱うブースがたくさん。
真剣に議論をしているメンバーは、恐らく皆さん悠々自適の世代かな~、
また1階には16.5mm ゲージ、2階の小展示ホールにはNゲージレイアウトの集合式レイアウトが展示されていて、実際に運転出来る体験コーナーが子どもたち(お父さんにも!?)に人気。在来線のホームにたとえ新幹線500系が入線して来ても狼狽してはいけません。No Problemです!。
運転台は実物からの転用です!。リアルなはずです~。
それにしても周囲を見渡すと、子どもよりも大人、それも中高年の数の方が幼小児の数よりも圧倒的に多いことは間違いない様で~。
さて、こちらは昼には切り上げて、夕方からは久しぶりに南青山のブルーノート東京へ。表参道の駅に降り立つと小雨が降っていました。
間口は狭いので、知らないと通り過ぎそうな佇まい。
入口を入ると直ぐ階段。地下へ降りるとレジストレーションがあり、受付を済ませるとさらに階段を下りてステージのあるフロアに。
今日のステージは元ジプシー・キングスのメンバーによるザ・ジプシー・プロジェクト。フランスのグループですが、ギター中心のラテン系の音楽です。最近でもビールのCMに使われていたので、耳にしたことがある方が殆どのはず。活躍の長いベテランの割には、今日は意外に若い世代が多めでした。
帰宅時も小雨。今日は青山学院の学園祭だったようで、表参道駅周辺は学生さんで一杯。おじさんは肩身が狭い~。