10月4日火曜日。晴れ。朝は雲一つ無い快晴でしたが、気温は13℃でひんやり。各地でこの秋一番の冷え込みだったそうですが、日中は22℃まで上がりました。
今日のクリニックは、昨日に比べると平穏でしたが、夕方からはやや混雑気味。風邪の方がさらに増えた感じです。
夜は大和市地域医療センターへ。今日は月1回の大和市医師会理事会。議事6件、報告6件の割には午後8時半には終了。
さてこの夏はトルコに遠征しましたが、またその続きを(もう10月になったというのにいつまでもしつこくて済みません~)。今日はイスタンブールのアヤソフィア。
アヤソフィアは最初は360年にコンスタンティヌス帝によって総主教会として建てられましたが、404年に焼失。その後415年に再建されるも532年のニカの反乱で崩落。現在ある建物はその後537年(!!)に建設されたもの。現在は博物館になっています。
中に入ってビックリ!。う~ん、不思議な空間です。キリスト教の大聖堂のようでもあり、イスラムのモスクのようでもあり・・・。正面右側の円盤にはアラー、左の円盤にはムハンマド(マホメット)と書いてあるのだそうです。
もともとはキリスト教会だったものが、1453年にコンスタンチノーブル(イスタンブール)を征服したオスマントルコ帝国によってイスラム教モスクに改装されたそうです。
イスラム教会では偶像崇拝を禁じているため、一旦漆喰で塗り固められたモザイク画がまた復元されて・・・。
教会時代の正面のステンドグラスとイスラム教モスク時代の正面の祭壇には微妙な角度のズレが。エルサレムとメッカの向きのズレなんだそうです。
ドームを下から見上げたところ。
まさに歴史に翻弄された建造物で、キリスト教徒もイスラム教徒も(そして仏教徒も!?)、世界各国から見物に来ていました。
さてここから徒歩で直ぐのところに地下宮殿があります。
ここは実は宮殿ではなくて4世紀から6世紀頃に造られ地下貯水池。オスマントルコ帝国時代に再発見されたもののその後再び放置。1987年から公開される様になったばかりだそうです。下の写真は高さ調節のために使われた、どこかの遺跡から運ばれて来たメドゥーサの頭。これも沈殿した泥の中から1984年に発見されたものだそうです。
薄暗い中でお茶を飲めるカフェスペースも。下の写真はザクロを売っているところ。
まさにトルコはワンダーランドでした~。
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