10月19日水曜日。今日も曇り空。朝は15℃でこの時期らしい気温でしたが、日中も気温が全く上がらず薄ら寒い一日になりました。11月中旬の気温だったそうです。おとといは汗をかいていたのに・・・どうなっているのでしょう。
クリニックは、ここ数日風邪の方や体調不良を訴える方が多くて混雑気味。喘息の方もここのところ多めです。さらに急に気温が下がったため厚着の方が増えて診察に時間がかかる様になったかも!?。
さて今日はさしたるイベントも無かったので、この夏のトルコ紀行の続きを(しつこくて済みません~)。
最後の2日間はイスタンブールの散策をしていましたが、今回はトプカプ宮殿。
ここは1460年代に着工されてからオスマン朝の中心地として栄えたところ。オスマン朝の最盛期はウィーン付近から黒海、アラビア半島から北アフリカまで支配する大帝国でした。
宝物館には世界第2の大きさのダイヤモンドなど、大帝国のとんでもない財宝が展示されていましたが撮影は禁止。以下の写真はトプカプ宮殿内の最大の見どころであるハレムの中。
ハレムとはイスラム社会における女性の居室のこと。日本の大奥のような感じでしょうか。
世界中から大勢の観光客。結構混雑していました。
内装はブルーを主としたタイル(イズミックタイル)模様がメイン。
ハレムでは常時500~1000人が生活していたそうです。
贅の極みを尽くした感じですが、正直なところ他にお金の使い途は無いの??って考えてしまうのは、貧相な考え方ですね(生来の貧乏性なのでスミマセン~)。
ず~っと上を向いていたので、出口が近付く頃には目まいが~。
外のテラスからは眼前にボスポラス海峡。前に見える陸地はイスタンブールのアジア側。右手がマルマラ海を経てエーゲ海へ、左手は黒海へ続きます。この海峡が正しく西洋と東洋の境目です。
手前の城壁のすぐ外側には、線路が通っていて左手には有名なオリエント急行の終着駅があります。
トルコは地理的にも文化的にも東洋と西洋が交わるところ。かつての大帝国は見どころ満載でした~。
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