11月27日日曜日。晴れ。全国的に気温が高めで穏やかな休日になりました。
今日は毎年この時期恒例の磐越西線へ。今年は7月末の水害で、長い間磐越西線も不通になっていましたが、10月中旬に復旧しました。
昨夜遅くに新潟入りして目を覚ますと、この時期の新潟には珍しく青空。ここ数年いつもこの時期に新潟に来ていますが晴れたのは初めて。
日本海も青く見えます。
朝食後、まずは8時29分着の大阪からの「きたぐに」の到着を見に新潟駅へ。車輌は昭和43~45年製の581系寝台電車。
普通車、グリーン車にA寝台、B寝台から成る立派な10両編成。 いつまで残っているか心配な列車のひとつです。続いて8時55分にEF81に先導されて「ばんえつ物語」号が入線。
天気が良いためか例年よりも人出が多め。
牽引機のC57180が元気なことを確認してから、9時5分発の会津若松行きで先回り。新津から磐越西線に入り阿賀野川沿いに列車は走ります。
毎年ワンパターンですが今年も三川駅で下車。10時17分に到着。無人駅ですが、駅前にはバスターミナル、タクシー会社、コンビニ1件くらいはあります。
待つことしばし爆煙を上げながらC57180が三川駅を発車!。
気温が高めだったので煙が出るかどうか心配していましたが、今日はとっても良い煙~。
「ばんえつ物語」は三川の隣駅の津川で16分停車するので、その間に急いで先回り。津川~鹿瀬間で再度撮影。
ここでは駅発車直後の迫力ある黒煙ではありませんが、寒い時期ならではの白煙が綺麗。
更に今度は山間部の山都~喜多方間で迎え討ち。今日は終日晴れのはずが会津地方に入ると曇ってしまいました。柿がたくさん実っている場所では大勢の撮影者が集結していました。
やがて大きなブラストをとどろかせてC57180が登って来ました。まわりに人が沢山居ますが、この瞬間はシャッター音のみが響いて異様に静かになります。
周辺は石炭の懐かしい煙の香りに包まれます。後姿も結構好きです~。
いや~、今日は十分堪能しました。
帰りは喜多方から13時49分のキハ40の普通列車で会津若松へ。
そこから国鉄色に戻った485系の快速「あいづライナー」4号で郡山まで。会津若松での接続時間は数分しかありません。その間に改札を出て駅弁を調達。
昨年は駅弁が売り切れていて辛い思いをしましたが、今年は残あり。車中で何とか遅めの昼食にありつきました。車窓の会津磐梯山には僅かに雪が。
東北新幹線Maxやまびこ144号で東京駅に夕方5時前に帰って来ました。ほぼ24時間の小トリップでしたが、十分に堪能して来ました~。
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