11月15日火曜日。晴れ。昨夜の雨は上がりましたが空気が入れ替わった様で、ひんやりした朝でした。日中の最高気温も16℃まで。
今日のクリニックは朝から混雑気味ではありましたが昨日に比べれば平穏な感じでした。ところが夕方になってからの駆け込み受診の方が一気に増えて、最終的には昨日を上回る受診者数に。
夜はだいぶ気温が下がって、手袋とマフラーが欲しい感じ。明朝の気温は1ケタの予報です。
さて先週の木曜日に「はやぶさ」に乗って青森まで行って来ましたが、今日は青森の街歩きの続き。
青森駅の北側のかつての青函連絡船の桟橋には八甲田丸が保存されています。八甲田丸は青函連絡船として活躍した7隻のうちの1隻で、1964年に就航して1988年の青函トンネル開通時まで活躍しました。総トン数は5382.65トン、旅客定員1286名、積載車両48両。
青森駅を出て海側のA-FACTORY裏手に青森桟橋記念碑があります。近くには駅の構内から続く桟橋の線路が残っていました。桟橋を介して連絡船の船倉へ鉄道車輛が積み込まれたのでした。
下の写真は船尾側ですが、車両甲板入口に見える線路に注目!。
入口(3階です)近くには懐かしいイルカのシンボルマーク。船内に入ると見覚えのあるアプローチ。残念ながら、現役当時の普通席や絨毯敷きの桟敷席、海峡ラーメンが人気だった食堂などは、津軽海峡文化コーナーや青函連絡シアターなどに改装されて残っていませんでした。でもグリーン座席の一部や寝台、トイレなどは当時の状態で残っていました。
4階のブリッジは現役時代には入れなかったところ。航海の心臓部分。
煙突には国鉄のJNRマーク。船体の色は八甲田丸は黄色ですが、船によって色が変えてありました。
煙突の上が展望台になっています。下はそこから眺めた青森湾。
今度はエレベータで1階の車両甲板へ。線路上に実物の車両が展示されています。
奥へ進むとこんなところにキハ82の姿が!。
キハ82101は函館に配置されて北海道内で活躍していた特急用の気動車。
下の写真は現役時代のキハ82(昭和53年3月26日網走駅にて)。
その他、DD16型ディーゼル機関車や連絡船への貨車の積み降ろしに活躍した控車も。
地下1階はエンジンルーム。総出力12800馬力。
八甲田丸は予想外(!?)に見応えがありました。船の科学館の羊蹄丸亡きあと、函館の摩周丸と並んで貴重な存在です。
外へ出てから、青森湾に架かる青森ベイブリッジの下の遊歩道「青森ラブリッジ」を渡って対岸へ。
途中からは八甲田丸を横から眺めることが出来ます。
大きな吊り橋が青森ベイブリッジ。
青森ラブリッジを渡ると、地上15階の青森県観光物産館アスパムが聳え立っています。1階は物産店、2階には青森を紹介するパノラマ映画館やエネルギー館、3階はハローワーク・・・。青森はどこも建物が立派ですが利用客が少なくてもったいない感じです。
まずは13階の展望台へ。西側には八甲田丸。
反対側にまわると東南には頂きが薄っすらと白くなった八甲田山が見えました。
2階のパノラマ映画も見応えがありましたが、観客は他におらず貸切状態。係員の方がマイクを使って最初と最後にご挨拶。恐縮です~。
ここらで時間切れ。青森駅へ戻って15:55分のバスで青森空港へ。帰りは本来「鉄」には禁断の飛行機ですが翌日仕事なので・・・。「はやぶさ」のグランクラスよりも割引航空券のほうが安いことはもちろん言うまでもありません。たった1時間20分であっけなく羽田に到着~。
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