12月1日木曜日。雨のち曇り。朝から終日ほとんど気温が上がらず・・・というかむしろ日中の方が気温が下がって7℃!。師走らしい寒い一日になりました。
今日は休診日。朝一番で銀行へ行き、仕事を済ませてから久しぶりに御茶ノ水へ。今日は神田神保町へ仕事関連と趣味の本の買出しです。最近は通勤電車内でこのブログを書く様になったこととiPad、iPodのために、以前より読書量が減り気味かも~。
まずは運動がてら駅から書店街とは逆方向の聖橋方面へ。聖橋の上から秋葉原方面を見ると、地上に出て来た丸ノ内線が神田川を渡るお馴染みの光景。神田川は結構往来があります。
中央線は変わり映えのしないE233系。因みに聖橋は2つの聖堂(湯島聖堂とニコライ堂)を結ぶことから聖橋と命名されたそうです。
聖橋を渡ると左手に医科歯科大、右手に湯島聖堂。考えて見ればこのあたりは良く来るのに、意外にも湯島聖堂には足を踏み入れたことが無いことに気付いて立ち寄ってみることに。
湯島聖堂は、元々は元禄時代に5代将軍綱吉によって建てられた孔子廟だそうです。その後は昌平坂学問所になった日本の学校教育発祥の地。上右の写真は入口の「入徳門」。宝永元年(1704年)に建てられた貴重な文化財。
門を入ると「大成殿」へ続く階段。冷たい雨の降る平日の午前中とあって誰もいません。受験生が合格祈願に訪れるにはまだ早いかも。
「大成殿」は4回の江戸大火と関東大震災でそのたびに焼失。現在の建物は昭和10年に再建された鉄筋コンクリート製だそうです。
さて坂を下って昌平橋まで。上流には先ほど渡った聖橋が見えます。
北側には総武線。昭和7年に竣工した松住町架道橋は秋葉原への入口って感じです。
下流には万世橋が見えます。レンガ積みのガードは中央線の旧万世橋駅(明治45年開業、昭和18年営業休止)で、2006年まで交通博物館があったところ。
こんなところを観光客を乗せた遊覧船らしき船が・・・。乗っている人達は正に観光客!。まるでセーヌ川の遊覧船バトームーシュの様!?。乗ってみたい~。
上流側の中央線ガード下は小洒落たレストランや居酒屋が数件。
今度は線路沿いの坂道を御茶ノ水駅方面へ戻り、ニコライ堂や駿台、明治大、中央大、日大など学生さんだらけの通りを抜けて、いつもの様に靖国通り沿いの書店街へ下って行きます。
そこから先はいつものコース。三省堂書店で自然科学や医学書を物色し、書泉グランデで鉄道本を漁り、その後は古書店巡り。
古書店にもそれぞれ領域ごとに専門店があって、大体行く店が決まっています。掘り出し物もありましたが、高くてなかなか手が出ない~。
帰りは神保町から半蔵門線で。神保町の駅の壁面は本のデザインです。
前回このあたりに来たのは忘れもしない3月10日。そう、震災の前日でした・・・。