1月4日水曜日。金沢は朝から雪。冬型が強まって雪が激しくなって来ました。
今日は帰る日ですが、雪がどんどん降り積もって一面の雪景色に。車で金沢から小松空港までは約1時間の道程です。レンタカーはスタッドレスを履いていますが、雪道は慣れていないのでチョッと心配しながら早めに出発。脇道はかなり積もってきていましたが、国道8号線は交通量も多くて普通に走れてホッとしました。
11:50発のJAL1276便で小松から羽田へ。来る時と同じBoeing767-300ですが、少々年季の入った機体。元旦と違って全ての便が満席でした。
離陸してしばらくすると雪雲がみるみる消えていき太平洋側の青空が拡がって来ました。またまた日本海側と太平洋側の気候の違いを実感。
羽田空港の隣のスポットにはアイドルグループを機体にラッピングしたBoeing777-200が駐機されていました。
さて昨日は、北陸鉄道乗車の合間に金沢駅にも立ち寄って来ました。2年前にもご紹介しましたが、金沢駅は新幹線開業に備えてモダンな高架駅に生まれ変わっています。
ホームに上がると、懐かしい旧国鉄色の475系電車がやって来ました。
475系は1962年に登場した451系・471系の出力を増強して抑速ブレーキを追加した系列で、1965年に登場した交直両用の急行型電車。
国鉄時代は東北や北陸・九州といった交流電化地域を中心に配備されて、主に東京や大阪とを結ぶ急行列車の運用に就いていました。
裾のクリーム色の帯は西日本の60Hz用(静岡県富士川と新潟県糸魚川が境界です)の印です。
デッキには客車時代の低いホームに対応するためのステップ。二段のサッシも懐かしくなりました。運転台の機器配置は今や古典的。
北陸線には奇跡的にまだ475系が残っていますが、その中でもこの編成は2005年に国鉄色に復元された2編成のうちの1編成。
既に2010年3月からは金沢総合車両所に配置された置換用の交直流近郊電車521系が活躍を開始しています。
新幹線開業を前に475系はもはや予断を許さぬ状況でしょうか~。
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