1月12日木曜日。晴れ。朝は氷点下、日中も6℃までしか上がらず、寒さの厳しい一日になりました。
今日は休診日。天気が良かったので、遠出して都立小金井公園まで出かけて来ました。寒い季節の平日なので、広い園内はガラガラ。梅もまだまだ咲く気配もありません。
小金井公園のはずれには1輌の蒸気機関車が保存されています。C57型186号機です。今日のお目当てはこちら。
高めのフェンスに囲われていて、残念ながらフェンス越しの対面です。公開されるのは3月から11月の日曜、祝日と都民の日のみだそうです。
この機関車は昭和21年9月三菱重工神戸造船所で製造されて山形に新製配置。その後長らく新潟県の新津機関区で活躍していましたが、昭和44年9月に九州の人吉機関区、昭和48年10月に宮崎機関区に移動。その後日豊本線の電化の進展のために昭和49年7月には遠く北海道の旭川機関区へ転属。昭和50年2月に廃車になりました。私自身はかつて旭川機関区でこの機関車が留置されている時に対面したことがあります。
補助灯のシールドビーム、切り詰めデフ、旋回窓、バタフライスクリーンなどは廃車になった北海道時代の装備。
後ろには一緒にスハフ32が保存されています。こちらも昭和10年製でとっても貴重な存在。
春になったら、ぜひ公開日に再訪したいものです。
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