3月10日土曜日。雨のち曇り。朝はみぞれ混じりの冷たい雨でした。
今日のクリニックは午前中はとっても平穏でしたが、珍しく午後になってから混雑。皆さん雨が上がるのを待って午後からいらっしゃった様です。インフルエンザは一旦再燃した様でしたが、今日は少なめでした。
診療終了後は滞ってきた書類や紹介状書きなど夜なべ仕事。夜8時半頃クリニックを出ましたが、とっても寒い夜でした。
さて、来る3月17日は小田急もJRもダイヤ改正。今回の改正では多くの名列車、名車輛が消えることになってしまいました。JRでは大阪と青森を結ぶ寝台特急「日本海」が廃止になるので、正月に金沢駅に見に行ったことは本ブログでご報告致しましたが、もう1本、大阪と新潟を結ぶ夜行急行「きたぐに」も廃止されることになりました。今やたった2本しかない急行列車の1本です。
以下の写真は2009年と2011年の11月に新潟駅で撮った写真。
以前は大阪と青森を結んでいましたが、1982年の上越新幹線開業時に大阪と新潟間に短縮されました。現在では新潟に「きたぐに」が到着すると、さらに北をめざす旅客のために秋田行きの特急「いなほ」が連絡しています。こちらも国鉄車輛です。
583系は1968年(昭和43年)に登場した寝台座席両用車。定期列車で使用されているのは今では「きたぐに」1往復のみ。
昭和60年3月のダイヤ改正から「きたぐに」には583系が使用されて来ました。現在は10輌編成で、4輌が自由席の座席車、4輌がB寝台車、そしてグリーン車とA寝台車が1輌ずつ。
車端の車輛銘板には「日本国有鉄道」の文字が残っていました。最初期の昭和43年製の車輛も現役。
グリーン車は他の寝台車と天井高が揃えられているので、天井が高くて広々としていました。
B寝台は3段ですが、パンタグラフの下だけは2段でお得な場所でした。
元々の国鉄色は新幹線と同じ配色でしたが、この原色で残るのは波動輸送用の秋田の6輌編成1本のみ(2008年9月21日会津若松)。
その昔は、北は青森、南は鹿児島まで、正に縦横無尽の活躍をしていました。写真は名古屋~博多間を結んでいた寝台特急「金星」(1979年3月13日博多)。
昨年のスキーシーズンまでは、週末になると大船発山形行きの夜行スキー列車「ゲレンデ蔵王」として神奈川県内にも姿を見せていました(2011年2月25日新宿)。
今や夜行列車は風前の灯・・・。
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