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DD54実車編

7月6日金曜日。雨時々曇り。終日雨が降ったり止んだりでしたが、気温は27℃まで上がって蒸し暑くなりました。

今日のクリニックは朝から終日混雑。健診の方も多くてバタバタでしたが、意外に皆さん引きが早くて、診療終了は午前も午後もほぼ時間通り。

来週末の連休や8月のお盆休みの影響で予約が少々取り難くなっています。特に特定健診はだいぶ先まで予約が埋まってしまいました。ご迷惑をおかけして申し訳ありません~。

さて先日DD54形ディーゼル機関車の模型について書きました(模型編はこちら→)。間が開いてしまいましたが、今回はその実車編を。

国鉄DD54形ディーゼル機関車は昭和41年から三菱重工で40輌製造され、米子機関区や福知山機関区に配置されて山陰本線や福知山線で使用されました。車体はヨーロピアンスタイルですが、中身も2000馬力のエンジンはドイツのマイバッハ製、変速機もドイツの技術を取り入れた当時の新機軸を取り入れた機関車でした。ところが昭和43年6月に2号機が推進軸の折損で脱線転覆事故を起こし、その後も同様の事故やトラブルが続発。製造開始から12年で全機が引退することになってしまいました。

私自身は、昭和48年8月(中学2年生でした)に山陰本線に蒸気機関車を見に行った際にDD54に出会いました。浜田駅の構内で37号機が入れ換え中でしたが、ドイツ製のエンジン音がどんなだったかは記憶にありません・・・(昭和48年8月25日)。

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初めて見る機関車でしたが、まだ登場から7年、最終グループの37号機に至っては昭和46年9月に就役したばかりの新鋭機でしたので、まだまだ将来撮る機会があるだろうと写真はほとんど撮らずに蒸気機関車にフィルムを使っていました。

夕方、浜田機関区を訪れると、先ほどの37号機が留置されていました。

img603 

前年の昭和47年春に急行から特急に格上げされた「出雲」の牽引機に抜擢されていたので、てっきり夕方の上り寝台特急「出雲」の牽引にあたるかと思っていましたが、牽引して来たのは残念ながら新鋭機のDD511037でした。

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特急格上げからまだ1年余り、後ろに続く20系客車もまだ新しくて綺麗でした。

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その後、37号機は昭和52年1月17日付けで福知山機関区で廃車となりました。わずか5年半ほどの生涯でした。

現在唯一現存するのは大阪交通科学館に保存されている33号機です(平成22年6月13日)。

IMG_0872

当時の新鋭機も今となっては運転席の配置は古典的。

IMG_0873-1 

今のデジカメ時代と違って、フィルム時代は僅かのコマ数しか写真を撮っていなかったのが残念です~。

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