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与那国島

8月23日木曜日。晴れ。今日も33℃で、暑さに疲れて来ましたね~。

今日は休診日。午前中は雑用、午後から二子玉川まで買物へ。お盆明けの平日のせいか、街は空いていましたが、まだ夏休み期間なので子連れのお母さんは多め。書店によって数冊本を仕入れて来ました。

さて、またまた沖縄旅行の続きです。8月15日水曜日は、台風13号の影響が心配されましたが、南へそれて最終的には晴れてくれました。今日は与那国島へ遠征。

石垣空港出発ロビーはどことなく南国風。

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9時55分発のJTA961便はボーイング737-400でしたが、空席が目立っていました。準備が早く整ったのか5分早く出発。

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乗客は観光客よりも地元の方が多い感じ。

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ベルト着用サインが消える頃は眼下に緑深い西表島が見えました。

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飛行時間は僅かに25分で、あっという間に着陸。

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空港内でレンタカーを借り、まずは西に向かって出発。道路は立派ですが走っている車は少なめ。

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日本最西端の漁港、久部良漁港を過ぎると、ほどなく島の西端にある岬、西崎(いりざき)に到着。

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灯台の下には日本最西端の碑。

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ここからは日によっては台湾が見えるそうですが、今日は残念ながら見えませんでした。

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見下ろせば恐ろしく青い海。

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東側には久部良漁港。カジキマグロ漁で有名です。

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そこから南岸沿いの南牧場線を東へ。右手は大海原、左手は牧場。

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今回のお供は日産ノート。奇しくもナンバーは当院の市街局番と同じ~。

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比川という集落の近くの海岸にはかつてのテレビドラマ「Drコトー診療所」のオープンセットがそのまま残っていました。

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内科だけで無く外科、産科まで全科をカバーする僻地の医者は、とても私には勤まりそうもありません。

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“病室”から見た比川浜。

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さらにいくつかの展望台に立ち寄りながら東へ。下の写真は立神岩。

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展望台からの眺めです。

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眺めは絶景ですが、暑いです~。

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もちろん道々蝶の写真を撮りながらの観光です。まずはアオタテハモドキは沖縄以南に分布する蝶。暑いのでなかなか翅を開いてくれません。

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上がメス、下の青いのがオスですが、止ってくれません~。

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ナミエシロチョウはトカラ列島南部以南で定着しています。

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リュウキュウアサギマダラは奄美大島以南に生息しています。

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テングチョウは日本全国に分布。名前の由来は“天狗”の鼻。

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タテハモドキも翅を立てて止るので、表側が見えませんが、鮮やかなオレンジ色です。九州南部以南に生息しています。

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島の東端は東崎(あがりざき)。灯台の周辺は放牧地になっていてヨナグニウマがノンビリと草をはんでいました。

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さすがに暑いらしく展望台の下で涼んでいるウマも。

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今度は北側のルートを辿って、島の中心である祖内の集落から宇良部岳(231m)の麓へ。ここにはヨナグニサンの展示施設である「アヤミハビル館」があります。

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ヨナグニサンはご存知の通り世界最大の蛾。モスラのモデルです。国内では与那国島と西表島のみに分布していますが、数は減っているそうです。施設はとっても立派ですが、入館者は他にいなくてもったいない感じ。

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立派なビデオ室で1人でビデオを拝見。生きている大きな幼虫も見せて下さいましたが、モスラの幼虫とはだいぶ容姿が異なります(苦手な方は決してポップアップさせないで下さいませ~)。

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翅を広げると最大で24cm!。

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蝶の標本の中には無尾型のクロアゲハも。クロアゲハは鶴間にもいますが、南へ行くほど後翅の赤斑が発達して尾状突起が短く幅広くなります。台湾まで行くと無尾型が普通。

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見学後は祖内の集落を抜けて空港へ。因みに祖内には立派な与那国診療所(こちらは本物です)が有りました。空港内での遅めの昼食は与那国そば。

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帰りの飛行機はJRC(琉球エアコミューター)DHC-8-Q-100。39人乗りのプロペラ機です。尾翼にはシーサー。

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機内は狭いですが、チャンとCAが乗っています(ただし1人)。

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プロペラ機は昭和53年にYS11に乗って以来。プロペラが回転し始めると独特の左右の振動。

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翼は機体の上に付いているので下界の眺めは最高。プロペラが回転しているとジェット機の様に力づくで飛んでいる感じがしなくて自然な感じですが、飛行機が苦手な私どうも・・・。

行きはジェット機、帰りはプロペラ機でしたが、不思議なことにどちらも所要時間は25分。上がったと思ったらすぐ下降。眼下には西表島の浦内川が見えました。

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今回与那国島へ行ったことで、日本の最北端、最南端、最東端、最西端の4か所とも制覇しました~。

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