10月16日火曜日。晴れ。朝は16℃、日中は23℃で爽やかな秋晴れ。
今日のクリニックは朝から平穏。ほぼ予約時間通りに診療が進みました。午後はその反動で混雑するかと思いきや、やっぱり平穏。昨日は大混雑だったのにどうしたことでしょう。
診療終了後は歯医者さんへ。今回の一連の治療は今日でおしまい。めでたし~。
さて先日の連休の山口行きのご報告はまだ完結していません。今日も続きを~。10月7日は上りの「SLやまぐち」を撮り終わった後、遅くに博多に着いて駅近くに投宿。翌10月8日早朝の新幹線で新山口へ戻りました。何でわざわざ!?・・・それは500系新幹線に乗車するためです!。
500系は1996年に登場した最速の新幹線で、設計上は320km/h、営業最高速度は300km/h。残念ながら2010年2月28日に定期「のぞみ」運用から引退し、現在では8両編成に短縮化された上で、山陽新幹線の「こだま」に運用されています。山陽区間の「こだま」を利用する機会はなかなか無いので、今回山口まで来た機会に博多に泊まって乗車することにした次第。
さて500系運用の博多発8時12分の「こだま738号」岡山行きが入線して来ました。
この列車は基地のある博多南始発。博多南駅と博多駅の間は在来線扱いで、通勤客の方々がたくさん降りて来ました。
早速車内を観察。早朝の「こだま」の車内はガラガラです。自由席は3-2の5列シート。大阪寄り先頭車8号車の壁面には何やら絵柄が・・・。
何と壁面に運転台が描かれていて、その後ろに擬似運転台が設置されていました!。サイズは残念ながら(!?)子ども用。ハンドルやスイッチが設置されていて、操作すると速度計やATC信号などが点灯する優れ物だそうです。ちょっと座ってみようかと思った矢先、小さいお子さんが走って来たので・・・。
今回はガラガラなのにわざわざ指定席を取りました。なぜなら指定席は元グリーン車の2-2の4列シートだから。グリーン車の乗り心地を普通料金で味わえるという訳。
「のぞみ」なら博多ー新山口は37分ほどですが、「こだま」は「のぞみ」や「みずほ」を頻回に待避するため1時間以上かかります。途中の待避時間に写真を。新幹線とは思えないのんびりした道中です~。
高速性を追求した尖ったジェット戦闘機のような外観は最新のN700系よりスタイリッシュ。先頭車は全長 (27m) の半分以上の15mにわたり断面を徐々にすぼめています。車体断面も円形に近くなって狭くなりました。
そのために先頭車の客席数が減り、運転台直後の乗降ドアがないのが他形式と違うところ。また軽量化と高強度化のために製造費が高価だったことも引退に拍車をかけた様です。
新山口まで1時間あまり500系の乗り心地を堪能して来ました。まだ続きます~。
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