5月20日月曜日。雨。週の始めは昨夜から引き続いてぐずついた天気。最高気温は20℃でしたが湿度は90%以上。まるで梅雨時の様にジトジトした一日になりました。
今日のクリニックはそこそこの混雑。なぜか胸痛や息切れ、動悸を訴える若い方が複数。かぜ症状の方は少なめでした。
さて今日は昨日の続き。秋保温泉の最寄り駅である仙山線の愛子(あやし)駅から8時43分発の快速山形行きに乗車。
愛子駅には跨線橋が無く、隣のホームには線路を渡って行くタイプ。都市部には見られなくなったし、地方では無人化や合理化でホームが1本になってしまったところが多いので、意外に珍しいかも!?。
新型電車は勾配を物ともせずに新緑の林間や渓谷を軽快に飛ばします。作並を発車すると県境(宮城と山形です)。長いトンネルを抜けると程なく山寺駅です。9時12分の定刻に到着。
ここは文字通り山寺(立石寺)の最寄り駅です。駅前を流れる立谷川は最上川水系。前にここに来たのは1989年、山形の日本心電学会の帰り道(当然まだ山形新幹線はありませんでした)に、医局の大先輩と降り立った時のこと。
その時は奥の院を目指して登り始めたものの、革靴にスーツの学会スタイルで苦戦。次の列車までの時間にも余裕が無くて、途中で引き返した苦い思い出があります。今回はその時のリベンジでもあります。
駅前の趣ある山寺ホテルは残念ながら平成19年に廃業したそうです。
ちょうど今は50年に一度の御本尊薬師如来御開帳の期間(4月27日~5月31日)。
あわよくば・・・と思っていましたが、信じられない程の大行列。早々に諦めて脇をすり抜けて奥の院を目指しました。でも50年後の御開帳には・・・。
ここは有名な芭蕉の「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の句の舞台。お約束でチャンと芭蕉と曽良の像がありました。
鬱蒼とした木立の間にある“せみ塚”はこの句をしたためた短冊の上に碑を建てたものだそうです。
延々と続く石段。1015段あるそうです。日頃の運動不足がたたって息が上がりましたが、小さな子どもや杖を突いたご高齢の方々が頑張っている手前、弱音は吐けません~。
気温はそれほど高くはありませんでしたが、登るうちに汗だく~。
途中では満開のヤマブキ。
良く見れば八重咲きのヤマブキ。神奈川より1ヶ月近く遅いかも。
途中にはいくつかの山門、祠、お堂が。お休み処やトイレも完備されています。
お堂ごとに小まめに御参りしながら登っていたら、お賽銭の小銭が足りなくなりました。お札でも良いって!?。いやいやそういう訳には・・・。
ついに奥の院が見えて来ました。
意外に小振りな印象でしたが、奥の院とはこんなもんでしょう。
奥の院の周辺には見どころがいくつかあって・・・とここまで書いて今日は時間切れ。続きはまた後日に~。