6月26日水曜日。曇りのち雨。最高気温は22℃で気温は低め。午後は一時ひどい降りになりました。
今日のクリニックは天気が悪い割には混雑気味。今日も喘息様の咳の方やかぜ症状の方は多めでした。
診療終了後は例によっての紹介状書きや健診結果の作成。雨が続いて梅雨明けが待たれる今日この頃。帰宅時は意外に寒いのでビックリ。かぜの方がまた増えそうです~。
さて久しぶりに本の話題。今週は通勤電車内で「医療にたかるな」(村上智彦著、新潮新書、2013年3月20日発行)を読んでおりました。
著者は財政破綻した北海道夕張市の夕張市立総合病院の立て直しに挑んだ医師。夕張市は高齢化率44%で、日本の将来を先取りしたような地域で、ここでの再生の成否は将来の日本の再生モデルになるそうです。
表紙や帯には“過剰医療がこの国の未来を喰いものにしている”とか“弱者のふりをして医療費をムダ遣いする高齢者”とか“医療ミスを捏造するマスコミ”とか・・・過激な言葉が並んでいます。でも読んでみれば書かれている内容は至極全うで、いちいち納得出来る内容。是非ご一読を~。
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