7月24日水曜日。曇りのち雨。朝は24℃、日中の最高気温は26℃。気温変化がほとんどない一日でしたが、湿度はタップリでジットリ~。
今日のクリニックはそれなりに混雑。昨日は平穏だったのに、今日は喉かぜ、咳かぜの方が多めでした。
さて、少々以前の話ですが、仕事のついでに立ち寄った横浜のとある鉄道模型店で、ショーウィンドウに飾られた“カ”と“ツム”を見つけました。あまりにマニアックなその存在に思わず購入(!?)。その道に無縁の一般の方には何のことやら??という感じでしょうが、どちらも国鉄の有蓋貨物の形式記号で、カは家畜車、ツは通風車のことです。
“カ”は牛や山羊などの家畜を運ぶための車両で、外板がすかし張りになっています。
今ならトラック輸送でしょうが、昔はほとんど鉄道輸送に頼っていたので、こんな特殊な車両がたくさんありました。因みに豚や鶏は別にそれ専用の形式がありました。
韓国製ですが、床下まで驚異の作り込み!。こんなに作り込んでどーするの?って感じですが、マニア心をくすぐるものがあります。
トラック輸送の普及で1977年には形式消滅。家畜車は全廃されてしまいました。
一方、“ツム”は野菜や果物などの生鮮食料品輸送用の通風車。青果物はアセトアルデヒドやエチレンなどのガスを発生するものや高温に弱いものが多いので、風通しの良い通風車が作られました。
こちらも妻面、側面の通風口も破綻のないリアルな出来。実車はやはり1985年に形式消滅。
“ツム”と言えば思いだされるのは小海線の高原野菜輸送の貨物列車ですね~。・・・ということで取り出したのは小海線のC56のモデル。
イメージはこんな感じ!?。もっとも“カ”が小海線で運用されていたかどうかは定かではありません・・・。
その道の方々以外には、何の役にも立たないお話しでした~。
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