9月4日水曜日。曇り時々雨。昨夜は結構ひどい雨が降っていましたが、朝の通勤時は上がっていました。
ところが、診療が始まってふと外を見たら物凄い豪雨!。ありゃりゃと思っていたら9時18分頃、鳥島近海を震源とする最大震度4の地震。結構揺れが大きく感じられましたが、大和は震度2(!?)だったそうです。
今日は終日大気が不安定で、突然雨が降ったり薄日が射したり。時間帯によって患者さんもずぶ濡れだったり、汗だくだったり・・・。でも悪天候のためか予約外で来院される方は少なめで比較的平穏な一日でした。
さて今日はこの夏の旅行ネタの続き(もう9月なのになかなか先へ進まなくて済みません~)。
今日はプラハのトラムのまとめ。プラハの中心部の主たる交通機関は何と言ってもトラム。地下鉄3系統に対してトラムは35系統。延長114kmもあるそうです。
一番良く見かける車輛は、クリームと赤のツートンカラーで丸みを帯びたチョッとクラシカルな車体。これは社会主義時代、当時のチェコスロバキアで製造されたタトラ社製の「タトラカー」。形式はタトラT3です。
製造元のチェコのみならず、旧ソ連などでもライセンス生産。
チェコ、東ドイツ、ソ連、ルーマニア、ユーゴスラビア、そして北朝鮮など共産圏の国々で広く使われ、実に1万4000台も製造されたそうです。
プラハ市内ではまだまだこの旧式のタトラT3が主役。下の写真は行先表示が近代化されているタイプ。
パンタグラフが巨大で架線が高い位置に張られているのは、社会主義時代に下を戦車が通れるようにしたからとか(!?)。
ちょっと変わった塗装はタトラT3の更新車。中央部のみ低床化改造されています。
ラッピングカーも走っていました。下はサムソン。
ところで前(写真左下)と後(写真右下)で随分顔付きが違います。
後は何だかあっさりした顔付き。
良く見ると後ろには前照灯も無ければ運転台もありません!。
実は終点はループになっていて、前進のまま方向転換する構造になっているのだそうです。なるほど~。でも終点まで行って確かめて来るべきでした。
左下は運転台側。右下は運転台側から後方を見たところ。確かに後は運転台が無いし固定座席が全て進行方向を向いています。
さてプラハの街には古いトラムが良く似合いますが、もちろんタトラT3よりも新しい形式も。角張ったデザインはタトラT6A5。
新型になると巨大菱形パンタではなくてシングルアームのパンタグラフ。低床タイプはKT8D5の更新車両。
右に並んでいるタトラT3に比べると随分近代的な印象。
さらに新型の低床5連接車は、やはり自国のチェコ製でシュコダ14T。何とデザインはポルシェだそうで近未来的な感じ。
そして目下の最新鋭はシュコダ15T。3連接車です。
さすがに音も静かで乗り心地も良いです。
古い街並みにも意外にマッチ。
最後に車両中心では無くて「トラムのある風景」の写真を何点か・・・。
さて次回はプラハからウィーンへ向かいます~。
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