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国際列車

9月10日火曜日。曇り。昨日に続いて今日も最高気温は27℃。過ごし易い一日でした。

今日もクリニックは特定健診でバタバタ。・・・とは言っても検査の方が多いからで、受診者数は普段と大差ありません。昼は会計業務で大和市医師会へ。帰院後は直ぐに午後の診療。今日は午前中よりも午後の方が予約外で来院される方が多くて、だいぶ予約時間が押し気味になってしまいました。診療終了後は肺がん検診の結果作成などの事務仕事が文字通り山積みです~。

さてまだ夏の旅行ネタが残っていますので続きを・・・。

4日目の朝、プラハからウィーンへ列車で移動しました。プラハ本駅は残念ながら改修中で、駅本屋の内部は見られず。その上、朝は逆光で外観の写真も撮れず~。

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地下の発車時刻の掲示版の前にはたくさんの旅行者。

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発車時刻が近付かないと発車ホームが掲示されないので、皆それを待っていたのでした。掲示が出るたびに一斉に移動。“ODJEZD”が出発の意味でしょうか。

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ホームへ上がると、ホームの上屋はヨーロッパでは一般的なドーム状。チョッと薄汚れた感じ。行き止まりの頭端式ホーム(櫛形ホーム)ではなく通過型ホーム。ヨーロッパの大きい駅では珍しいかも。

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隣のホームにはチェコのシュコダ製のチェコ国鉄371型(交直両用3080kW)に牽かれた客車列車。

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1996年製にしてはスタイルは野暮ったい感じ!?。

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今回乗車する8時39分発EC75列車が入って来ました。EC75列車のECは国際列車EuroCityの略。この75列車はFranz Schubert号という愛称が付いています。

あれれ、機関車はチェコ国鉄ではなくてオーストリア連邦鉄道(ÖBB, Österreichische Bundesbahnen)の真っ赤な1216型でした。ヨーロッパにおける汎用機でチョッと残念。

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この1216型はドイツ・シーメンス製のユーロスプリンターシリーズ。3電源方式で、時速357km/hの記録を持つ機関車だそうです。

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朝日に赤が映えて眩しい~。後はプラハ本駅の塔。

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機関車のすぐ後が1等車。客車はチェコ国鉄の車両です。

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次に食堂車のはずが・・・今日はなぜか連結されていません(涙)!。車内に置いてあったリーフレットにも食堂車が連結されていることになっているのですが残念。

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・・・とういうことで、1等車の隣は車椅子や自転車置場のある2等車。

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車内には自転車が立て掛けられるスペースや・・・。

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車椅子のリフトも完備されています。

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出発時刻が迫ったところで隣のホームにチェコ国鉄が誇るスーパーシティ・ペンドリーノが入って来ました。チェコ国内最高速度記録237km/hを保持する3電源振り子式車両です。ベースはイタリアの「ペンドリーノ」シリーズ。発車時刻が迫っていて近付けず~。

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わがEC75列車は定刻の8時39分に何の前触れもなくゆっくりとホームを離れました。車窓には武骨な感じのチェコ製機関車の姿が。

 

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今回はチョッと贅沢をして1等車を確保。さほど2等車との料金格差はありませんが、車内も至ってシンプルで特別な装備はありません。

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リーフレットには途中駅の到着時刻、出発時刻、乗り継ぎ列車が記載されています。どこかの国の様にうるさく車内放送を繰り返されるよりもいいかも。

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車窓はとってものどかな風景が続きます。

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時折小さな街にさしかかりますが、あとはまた農村風景。

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最初の停車駅Pardubiceは2分停車。

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ローカル列車にも乗ってみたいけれど・・・。

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車窓から見かける電気機関車は塗装は異なっても形態的には同じコンセプト。

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Brno駅では機関車を見に先頭へ。3分停車なので乗り遅れない様にしないとね~。

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ホーム端からは2本の尖塔が見えました。

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そこへ反対方向から古めかしい電気機関車が入って来ました。242型という電気機関車の様で、出自は不明ですが相当古そうな形。

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ホームでは車掌さんたちが談笑。

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バタバタしている変な日本人を物珍しそうに!?。

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昼食は車内販売のサンドウィッチとコーヒー。車内ではチェココルナでもユーロでも使用可。

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Breclav駅はチェコとオーストリアの国境の駅で8分停車。

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でもEU同士なのでパスポートコントロールも無し。乗務員は当然交代してオーストリアの車掌さんが再度乗車券のチェックに来ました。

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国境を越えて1時間程でウィーンの街中へ。ドナウ川を渡り・・・。

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大工事中のウィーン中央駅をゆっくり通過。

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終点のひとつ手前、真新しいWien Meidling駅で下車。ほぼ定時13時24分に到着。5時間弱の旅でした。

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駅の案内放送はチェコ語からドイツ語になっていました。

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さてこれからウィーンを見てまわります~。

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