10月12日土曜日。晴れ。今日は朝から快晴で最高気温は31℃!。10月も中旬というのに気温は8月下旬並みだったそうです。一体どうしたことでしょう。
今日のクリニックは朝からやっぱり混雑気味。皆さんこの気温差で体調を崩された様子。診療終了後は少々事務仕事をこなした後に上野駅へ(!?)。
札幌行きの寝台特急「北斗星」は18時45分に13番線に入線。実は1ヶ月前にチケットをゲットしておりました。
上野駅13番ホームは地上ホーム。昔ながらの頭端式のホームなので、客車列車は推進運転で入って来ます(後ろの機関車と連絡を取りながら客車の貫通扉を開けて前を監視する方のことを業界では「ラッパ屋」さんと呼びます)。
機関車は2009年から導入されたEF510形500番代。交流・直流両用の電気機関車で青森まで担当。今日は512号機でした。
手入れが行き届いていてピカピカです。運転台の後ろには「がんばろう東北」のステッカー。
今宵のベッドは2号車。開放式B寝台の下段です。
個室系は瞬時に売り切れた様で、チケットが手に入りませんでした。今宵は連休のためかほぼ満席状態。
車番はオハネフ24501。元々は昭和47年に製造されたオハネ14を改造した車両。現在は中間に組み込まれていますが、車掌室付きの緩急車改造されていますので、貫通ドアにはちゃんとテールマーク表示器が。
寝台は2段式。古典的な開放式寝台なのでプライバシーはカーテン1枚のみですが、昔はそれが当たり前でした。
寝台側の窓の中央には目障りな昇降用の折りたたみ式ハシゴ。通路には折りたたみ式の椅子が備えられています。
元はブルーだったモケットやカーテンの色が変わったり、可動式だった上段が固定されたり、灰皿が撤去されたりはしていますが、基本構造は驚くほど国鉄時代から変わっていません。左下が上段、右下が下段。
寝具をセットしてカーテンを引くとベット幅70cmのプライベート空間が誕生!。昔からこの非日常空間がワクワクするんですよね~。
19時03分、列車は静かに動き出しました。車掌さんの長~い案内放送と検札が終わると、いよいよ19時45分から食堂車が営業開始になります。揺れる車内を早速2号車から7号車の食堂車へ。
今日の車番はスシ24505。こちらは特急形交直流電車サシ481を昭和63年に客車化改造したもの。
後年になって新造された「カシオペア」の車両に比べると、「北斗星」は各車両とも既に約40年の歳月を走り続けた車両ばかり。行く末が案じられます。
札幌まで16時間余り。まだ走り始めたばかりですが続きは後日に~。
コメントする