3月31日月曜日。晴れ。日中は20℃まで。
週明けのクリニックは、午前中はそれなりに混雑。週末にまたインフルエンザが再燃したのか、今日はB型の方が結構多めでした。それでも午後からは至って平穏で、患者さんは待合室に座るや否やほとんど待ち時間無く診察室へ。そのためか皆さん今日はやや血圧が高めでした!?。
さて明日から4月になってしまいますので、今日は先日の出雲行きの続きを片付けなければなりません。
10日前の春分の日、松江地方は大荒れの天気になってしまいました。風雨は時に雪に!。悪天候にもめげず朝早くに玉造温泉を出発。もちろん朝湯にはチャンと入ってから。9時開館と同時に足立美術館へ。
足立美術館は安来駅からシャトルで20分。優美な日本庭園と近代日本画コレクションで世界的に有名な美術館。
大きなガラス越しに見える日本庭園は雪が降っていてチョッと寒々とした感じ。
借景になっている背後の山々には霞みが立ち昇って水墨画の世界でした。どうしてこんなところに(失礼~)美術館!?と思いましたが、この借景を得るためなのでしょう。
窓越しに見る庭園が一幅の絵画のようです。
日本人ばかりではなく、外国からの観光客の方も多数。アメリカの庭園専門誌では連続日本一、フランスのミシュラン・グリーンガイド・ジャポンでは三つ星だそうです。
横山大観を始めとする膨大な日本画のコレクションは見事ですが、もちろん撮影禁止です~。
さて10時30分のシャトルバスでJR安来駅へ。駅舎はかなり新しそうで、三角屋根部分の内部は立派な木組みでした。
安来はあのドジョウ掬いの“安来節”の安来です。
10時56分発の米子行きの快速「アクアライナー」は20分遅れでやって来ました。
本来は11時6分に米子に着く予定でしたが、遅れたために米子では跨線橋を駆け上がることに。米子駅0番線(“霊”番のりば)から11時30分に発車する境線境港行きの妖怪列車に何とか間に合いました。
境線の車輛は古めかしい旧国鉄時代のキハ40ですが、内装、外装には水木しげるの「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターが“これでもかっ!”って感じ。
今回乗り合わせた列車は2輌編成。米子方が「ねこ娘」、境港方が「目玉おやじ」。
天井もシートも壁面も・・・。
車内放送も鬼太郎とねこ娘の声による案内でした。
たまには良いけれど毎日これで通勤、通学するのも、それはそれで・・・。
その他に「鬼太郎」・「ねずみ男」・「砂かけばばあ」・「こなきじじい」の計6種が現在運行中。
キハ40は最近の気動車では珍しくなった低加速で米子駅を発車。各駅に妖怪名の愛称が付いています。途中弓ヶ浜駅(愛称あずきあらい駅)で列車交換。
すれ違ったのは「砂かけばばあ」と・・・。
「こなきじじい」の2輌編成。小さい子どもは乗りたがらないかも。
こなきじじい駅、一反木綿駅、キムジナー駅と停車しながら・・・。
終着の境港駅(鬼太郎駅)には12時16分に到着。
改札を出ると早速そこには水木しげる像。
そして駅前から水木しげる記念館に続く水木しげるロード。昨年は水木しげるロード20周年だったそうです。
まずは駅近くで昼食を摂ってからブラブラ歩き。至る所に妖怪の姿が・・・。
マンホールの蓋にも!。
現在は154体もの妖怪ブロンズ像があるそうです。
その徹底ぶりに感心します。
2013年には283万人余りが訪れたそうで、まさに地域おこし、まちづくりの大成功例。
水木しげる記念館は老若男女で混雑していました。3世代でいらしている家族連れもたくさん。
意外に時間がかかってタイムリミット。帰りは駅まで小走りで。
境港駅14時22分発の妖怪列車で米子空港駅に14時37分着。駅と米子鬼太郎空港は隣接しています。15時25分発のANA992便はボーイング737。
東へ向かうと天気は回復。下の写真は御前崎上空。
駿河湾上空から富士山が見えました。
下田上空を相模湾へ。
行きは寝台列車で12時間もかけて行ったのに、帰りは飛行機でたったの1時間20分。いつもの様に駆け足の弾丸ツアーになってしまいました。
3月30日日曜日。曇りのち雨。今日は18℃まで上がって気温は高めでしたが、発達した低気圧の通過に伴って不安定な天気。
下の写真は昨晩、帰宅時の自宅近くの桜の様子。
昨日は20℃を越えたためか、一気に開花した様です。
夜目に見ると5分咲きくらい??。
今日は雨が降ったり止んだりで、さらに午後から強風。都心では午後3時に最大瞬間風速24mを記録したそうです。
そんな訳で今日は自宅で大人しくしておりましたが、夕方になって風が少しおさまって来たのでウォーキングに出ました。夕方で暗くなりかかっている上に天気が悪かったので暗い写真になってしまいましたが、咲き始めたばかりの桜にさほど被害は無かった様子。
葉が同時に出て白っぽい花が咲くのはオオシマザクラでしょうか。
同時にヤマブキも咲き始めました。いよいよ春本番です。
明日は天気が回復する予報。自分が休みの日ばかり天気が悪い様な気がするのは被害妄想!?。
3月29日土曜日。晴れのち曇り。最高気温は21℃まで上がってポカポカ陽気になりましたが、その分スギ花粉の飛散は大量。トホホでした~。
今日は今年度最後の土曜日。クリニックは混雑するかとチョッと覚悟していましたが、意外にも予約外でいらっしゃる方は少なめで、とっても平穏な一日になりました。昨日は今月で最も混雑した日だったのに、一転して今日は最も受診人数が少ない日。なかなか患者さんの動向は予測がつきません。消費税増税前の最後の週末ですから、皆さん買物に忙しかったのでしょうか!?。
さて先週の出雲行きのご報告が積み残したままになっているので、今日はその続きを。
先週の木曜日、午前中に出雲大社への御参りを済ませ一畑電車(通称ばたでん)大社線の出雲大社前駅へ。
ここは先日お目にかけた旧国鉄大社駅の和風建築とは対照的に西洋風の建築。
昭和5年の開業時からの建物で、国の登録有形文化財かつ近代化産業遺産に指定されています。なかなか良い雰囲気の待合室です。
「ばたでん」は2010年公開の映画「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」の舞台。映画の公開で一時的に乗客が増えた様ですが・・・。
運転間隔は1時間に1~2本。自転車を乗せることが出来たり、運転体験を企画したり、様々な経営努力をされている様子です。
改札が始まってホームに入ると、昭和20~30年代に流行した2枚窓の“湘南顔”の古めかしい電車。もとは南海電鉄の21000系として、高野山へ行っていた車輛です。
「ばたでん」では平成9年に導入された“新車”ですが、元は昭和30年代に製造された車輛。昭和の香りがプンプン。水木しげるの「のんのんばあとオレ」のラッピングが施されていました。
ホームの先に回ってみたら、3000系に並んで映画「RAILWAYS 」にも登場していたデハニ50形52が奥に隠れていました。こちらは1928年製の創業当時からの生えぬき車輛。ここで展示保存されています。車内も見学出来たようですが、発車時刻が迫っていて諦めました。
12時21分の定刻に発車。車内は南海時代からのロングシート。車内照明の配列が独特でモダンな感じ。車輛と線路状態が相俟ってか、かなりの揺れです~。
川跡(かわと)に12時32分着。大社線はここまで。ここからは電鉄出雲市駅と松江しんじ湖温泉駅を結ぶ北松江線に乗り換えです。上りも下りも1~2分の接続です。下の写真右の2100系は電鉄出雲市行き。平成6年に入線したもと京王電鉄5000系。京王電鉄とは線路の幅が異なるので、台車はもと営団地下鉄のものに振り替えられています。
一方、松江しんじ湖温泉行きは平成10年に導入された5000系。改造されて外観はだいぶ変わっていますが、こちらも元は京王電鉄5000系。台車はやはり営団地下鉄、座席のクロスシートはなんと小田急電鉄!。
雨が激しくなる中を宍道湖北岸に沿って松江へ快走。終点の松江しんじ湖温泉駅には13時22分に着きました。隣のホームには南海電鉄リバイバル塗装の車輛が!。
そして構内には平成24年に京王時代の塗装に戻された2101編成。
京王5000系に昭和38年の登場時に付けられていた運転席部分から後へ斜めに引かれたライン“赤ひげ”も再現されていました。
まさに電車の動態博物館の様な一畑電車を楽しんだ後は松江城へ。松江城は松江藩主堀尾氏によって1611年に落成し、貴重な全国で現存する12天守のうちのひとつ。
狭くて急な階段を昇って最上階まで。雨降りで霞んでいましたが、宍道湖が眼下に見下ろせました。
このあと本当は松江市内を巡る予定でしたが、風雨がひどくなって来たので、まずは「出雲ぜんざい」(出雲はぜんざいの発祥の地とか・・・)を食べながら思案。結局早々に今夜の宿泊地である玉造温泉へ向かうことに。
玉造温泉は奈良時代初期に開かれ、枕草子にも出て来る歴史ある名湯。ここは青瑪瑙(メノウ)が採取できる地とされ、三種の神器のうちの一つである「八尺瓊勾玉(ヤサカニノマガタマ)」が造られた地なので“玉造”なのだそうです。温泉地の奥にある玉作湯神社は霊験あらたかなパワースポットとして女性に人気です。
本殿はやっぱり由緒正しき大社造り~。
玉造温泉はとっても良い温泉でした。でも「縁結び」も「子宝」も「安産」も「美肌」も関係の無い私にはもったいなかったかも!?。
まだ続きがありますが、長くなって来たのでまた後日に~。
3月28日金曜日。晴れ。寒かった昨日とは打って変わって終日好天。19℃まで上がりました。
今日のクリニックは午前も午後も混雑気味。月末かつ年度末なので、今日のうちに・・・なんて方もいらしたのでしょうか。インフルエンザの方はお一人のみでした。当地ではほとんど終息!?。それでも最終的には今日が今月で一番受診人数が多い一日になりそうです(診療日はあと2日ありますが・・・)。
さて昨日のこと、ミッドタウンに向かうために千代田線乃木坂駅で降りたら、遠くにピンク色の花が咲いているのを見つけました。
近付いて見ると乃木神社の入口です。
枝垂れ桜でしょうか。
今が満開の様です。ソメイヨシノより一歩早いのですね~。
境内側から見ると、前側はクルマの往来とビルの林立、地下には地下鉄・・・決して環境は良く無さそうです。
それでも頑張ってたくさんの花を付けてくれています。道行く人達も思わず足を止めて見入っておりました。
折角なので本殿を駆け足で御参り。雨の夕刻だったので人影なし。
立派な本殿はまだ新しそうです。
境内のソメイヨシノはまだ1~2分咲きといったところ。
境内には椿の木もたくさんありましたが、すでに落花の季節を迎えていました。
大通りから一歩足を踏み入れただけで異空間。
都会の喧騒を忘れさせてくれるスポットでした。
3月27日木曜日。曇りのち雨。最高気温は13℃止まり。最近ポカポカ陽気が続いていたので、とっても寒く感じました。それでも近所では雨の中でソメイヨシノが開花。
今日は休診日でしたが、朝のうちにお彼岸期間に行けなかったお墓参りを済ませ、昼からは相模大野まで。今日は関東信越厚生局神奈川事務所の診療報酬改定説明会でした。2年前の改定以来。
1ヶ月ほど前に関東信越厚生局神奈川事務所から各保険医療機関開設者殿というハガキが送られて来ました。2年前と同じく“集団指導”をして頂けるそうで・・・。しかも“このはがきを出席票としますので受付でお渡し下さい”と書いてあって、暗に“出席をチェックします”と仰っている様でしたので出席することに。
会場は「相模女子大学グリーンホール」。てっきり相模女子大の中に新しいホールが出来たのかと思ったら、2年前と同じ「グリーンホール相模大野」の名称が変わっただけでした。
午後1時から3時まで休憩無しでみっちり。それでも上っ面を撫でるだけの形式的な説明だけで、質問も受け付けてもらえません。疲労だけが・・・。
説明会終了後は、そのまま相模大野から六本木東京ミッドタウンへ。都心の方が桜の開花が早くて、既に2分咲きくらいでしょうか。
いつの間にか雨は上がっていました。
今夜はビルボードライブ東京へ。ステージ背面のガラス越しに見える夜景が綺麗。
今夜はアメリカのシンガー・ソングライターDIANE BIRCHのステージを観て参りました。
実は今まで聴いたことも観たこともないアーチストで、完全に“お付き合い”だったのですが、なかなか聴き応えがあってとっても良いステージでした。
3月26日水曜日。曇りのち雨。天気がすぐれなかったにもかかわらず、朝から11℃、日中は17℃まで。
この暖かさで、駅前のビルの狭間で辛夷(コブシ)の花が開きました。
咲いたばかりなので純白ですが、毎年アッと言う間に斑が入ってしまうので、観賞するなら今のうち~。
今日のクリニックはそこそこの混雑でした。今日はやけに感染性胃腸炎の方が多いと思ったら、お母さんにお子さん、おじいちゃんにおばあちゃん・・・、ご一家が入れ替わり立ち替わり受診されていたのでした。
診療終了後は昨夜に引き続き大和市地域医療センターへ。今夜は休日夜間急患診療所で夜8時から11時まで勤務。ここでも発熱の方が多めでしたが、インフルエンザの方は皆無。やはり感染性胃腸炎の方はちらほら。一時の喧騒がウソの様に平穏な一夜でした。
3月23日日曜日。晴れ。今日は15℃まで上がって麗らかな陽気の一日になりました。
今日は朝から折角の行楽日和でしたが、21日から3日間にわたり東京国際フォーラム、JPタワー、東京商工会議所で開催中の第78回日本循環器学会学術集会へ参加。
日本循環器学会は会員数約2万5千人。日本の医学会の中でも最大規模の学会。そのうち約半数が循環器専門医です。
循環器専門医の資格は5年ごとの更新制。資格更新のためには学会に参加して、定められた点数を取得しなければなりませんので、参加者数は自ずと多くなります。もはや大都市圏の巨大会場でなければ開催出来ない規模。
基礎研究、臨床研究の発表や、海外からの招聘講演、教育講演、医療倫理の講演会などが、23の口述発表の会場と4つのポスター会場で、朝7時半過ぎから目白押し~。
東京駅から有楽町駅にかけての会場周辺には“それ風”の人たちがたくさん。何人か懐かしい人たちに久しぶりにお目にかかることが出来ました。
直接的に臨床には役立たなくても、普段から最先端の研究の一端に触れておくことはとっても大切です~。
3月22日土曜日。晴れ。最高気温は13℃で天気が良かった割りには寒い一日でした。
当院は昨日、一昨日と連休でしたし、明日は日曜日なのである程度の混雑は覚悟していましたが、案の定朝から大混雑に。気温がまた下がったためか、連休だったためか、はたまた近隣の医療機関がお休みだったためか・・・。土曜日としてはここ半年で最多受診者数を記録しました。
土曜日は午後1時30分受付終了なのに診療終了は3時過ぎに。遅い昼食を摂って残務整理が終わる頃には、もう外は暗くなっていました。力尽きて仕事を積み残したまま撤収~。
さて今日は一昨日の続きを。木曜日の朝、「サンライズ出雲」で近代的な高架駅の出雲市駅に降り立ちました。右下の写真は島根のゆるキャラ「しまねっこ」。頭の帽子は出雲大社の“大社造り”。
下の写真は前回昭和55年2月に訪れた際の地上駅だった頃の出雲市駅(再掲です)。駅も車輛もすっかり変わりました。
出雲大社に参拝する前に、まずはかつて参道への主要な玄関口だった旧大社駅を眺めに。
大正13年に竣工した立派な駅舎は、今では国の重要文化財になっています。
平成2年に大社線とともに廃止になりましたが、昭和55年に最初に訪れた時はまだ現役で使われていました。中に入ってみると、ほとんど現役当時のまま。
かつては東京からの急行「出雲」の終点だったことも。優等列車が到着するたびに大勢の参拝客で賑わっていたことでしょう。
団体用の改札の数の多さが、当時の栄華を偲ばせます。
廃止当時のものと思われる時刻表がそのまま掲げられていましたが、末期まで結構列車本数があった様です。
改札を抜けると、優等列車の長大編成も停まれる長~いホーム。
あれ、一隅にD51が!。かつて伯備線の新見機関区で活躍し、その後に山陰本線の浜田機関区で廃車になった774号機です。
私、この機関車がまだ現役の昭和48年に、浜田機関区で出会ったことがあります(当時はまだ中学生でした)。懐かしい機関車に再会~。
以前は出雲大社の境内に保存されていましたが、ここへ移されていたんですね~。
旧友に再会した後、出雲大社へ。下の写真は小高い場所にある木製の正門鳥居。
ここから駅の方向を振り返ると、緩やかに下る参道(神門通り)。奥に大きな鳥居が見えます。右角には山陰地方で2番目のスターバックスコーヒーがこの春オープンを目指して工事中。因みに島根と鳥取は長年ともにスタバが無い県でしたが、島根県に連続して2店舗出店されることになり、今では全国唯一鳥取県だけがスタバの無い県になりました。
木製の正門鳥居をくぐって松の参道を緩やかに下って行くと・・・。
拝殿の前の銅鳥居。
そして拝殿。大きな注連縄が迫力~。
重そうですが・・・。
拝殿の後ろに御本殿。平成20年から25年までの60年に一度の「平成の遷宮」が終わって、今は周囲をまわることが出来ます。正面側からは御本殿があまり良く見えませんが・・・。
右手奥や・・・。
後側からは良く見えます。
下の写真は左手奥から見たところ。
“大社造り”というのだそうです。
ぐるっと境内をひと回りして、松の参道を引き返します。神門通りを一畑電車大社線の出雲大社前駅へ向かへば、途中右手には竹野屋旅館(竹内まりやさんの御実家だそうです)。お昼は駅近くでお約束の3段重ねの出雲そば。
本当は発祥の地で「ぜんざい」も食べなければいけませんでしたが、それだけの余力がお腹に有りませんでした。
これから松江へ向かいますが、長くなって来たので続きはまた後日~。
3月19日水曜日。晴れ。今日も暖かい一日になりました。
クリニックは比較的平穏。時間帯によっては待合室が空っぽの瞬間も!。昼は当クリニックビル6件7科のミーティング。
診療終了後は直ちにクリニックを脱出。実は明日の木曜日は休診日、明後日は春分の日で連休になるのです。普段土曜日は診療ですし、有給休暇なんてものも私にはありませんので、連休は貴重なチャンス~。
そんな訳で東京駅22時発の「サンライズ出雲」に乗り込みました。「サンライズ出雲」出雲市行きと「サンライズ瀬戸」高松行きは、「あけぼの」亡きあと「北斗星」と並んで貴重な定期夜行寝台列車。それぞれ7輌編成ずつ、併結して計14輌編成で岡山まで走ります。
意外に大勢の乗客が待つ中、約10分前に入線して来ました。平日なのに満席の様子。
パワースポット出雲大社への女子旅ブームのためか、女性客もたくさん。“鉄”の姿はあまり目立ちません。
2階建て車輛に個室がズラリ。ツインも僅かにありますが、ほとんどがシングル。シャワー室もありますが、残念ながら食堂車はありません。
今宵のベッドは最後尾14号車のシングル。
1階と2階で計20室が並んでいます。
狭い空間を極限まで有効活用した設計には毎度感心させられます~。
「シングル」はベッド以外のスペースはほとんどありませんが、寝るだけですからこれで十分。寝巻と毛布と枕が備えられています。
4ケタの数字入力によるロックでセキュリティーも完璧!?。狭いけれど快適な空間です。発車後、東京駅で仕入れたありきたりの幕の内弁当で遅めの晩ごはん。
横浜、熱海、沼津、富士、静岡・・・。なかなか寝付けません~。
少しまどろんだかと思えばもう岡山。外は生憎の雨模様。
ここで併結していた「サンライズ瀬戸」を切り離して、我が「サンライズ出雲」は倉敷から伯備線に入ります。
雨はかなりの降り。日頃の“行い”の賜物でしょうか。
伯備線に入ると車窓は俄然ローカル色が強くなってきました。
昭和40年代まで20輌を超えるD51型蒸気機関車が配置されていた新見機関区は今や跡形も無し・・・。
でもD51の3重連で名を馳せた有名撮影地「布原」の佇まいは変わっていませんでした。
単線区間で待避を繰り返しながら伯備線を抜け・・・。
定刻9時58分に終点の出雲市駅に到着。
折角ここまで来たので、これから出雲大社へ向かいます~。
3月18日火曜日。晴れのち曇り。昨日も最高気温が16℃で暖かくなりましたが、今日はそれを上回って19℃まで上がり、この春一番の気温になりました。やはり時期が来ればチャンと春めいて来るのが不思議です。高知では桜の開花宣言!。
クリニックは昨日も今日もそれなりに混雑。暖かい日が続いた割にはかぜをひいた方がたくさん。気温の変化が大きいからでしょうか。インフルエンザの方もまだちらほら。A型2割、B型8割って感じ。
さて、先週から電車内で2冊の本を読んでおりました。1冊は今さらですが2012年末に出版されたご存知100万部を超えるベストセラー「医者に殺されない47の心得」(近藤誠著、アスコム発行)。そしてもう1冊は1年遅れの昨年末に出版された「絶対に、医者に殺されない47の心得」(岩田健太郎著、講談社発行)です。どうして“47”なのかはどこかに書いてあったのかも知れませんが気付きませんでした。
どちらも立派な先生がお書きになった本。表題はそっくりで間違えそうですが、内容はそれぞれ全く別もの。全面的に賛同出来る内容ばかりではありませんが、“う~ん、確かに・・・”なんてこともたくさん。どちらもとっても面白いです。チョッと気になるのは後から出版されたほうの“柳の下の泥鰌(どじょう)”を狙ったような表題の付け方。内容はとっても良いだけに残念です。
でもこんな過激な表題の本がベストセラーになること自体はチョッと淋しい感じ・・・。ちなみにまだ読んでおりませんが、『「医療否定本」に殺されないための48の真実』って本もあるそうです!?。
3月16日日曜日。晴れ。朝から気温が上がってポカポカ陽気になりました。最高気温は18℃。今日はことさら花粉がたくさん飛んでいそうでしたが、陽気に誘われて表参道まで出かけて来ました。
本当は13時からのセント・パトリックス・デイのパレードを見るつもりで家を出たのですが、チョッと遅くなってしまって着いた頃にはパレードは既に通過。通行止めが解除されるところでした。残念!。それでも沿道にはアイルランドのシンボルカラーであるグリーンを身につけた方々がたくさんいらっしゃいました。中央分離帯にはアイルランド国旗。ちなみに4年前のパレードの様子はこちら→。
メインストリートの雑踏を避けて、青山通り北側の路地裏の道を東へ。
外苑西通り(通称キラー通り)に出たら、ちょうど以前にもご紹介したことのあるワタリウム美術館のところでした。渋谷区と港区の境界で、南を見ると意外に近くに六本木ヒルズが見えました。
チョッと疲れたのでワタリウム美術館地下の本屋さん併設のカフェで一休み。ここは入館料は要りません。
こんな穴倉みたいなところが人間落ち着くものです~。下を覗くと美術書の本屋さん。
休憩後は本屋さんを眺めてまたまた路地裏を神宮前へ。途中マイセンの前で気が付いたら何故か左手に黒胡麻ソフトが!?。・・・そんな季節になりました。
花粉で目がショボショボしたものの、そぞろ歩きには良い一日でした~。
3月15日土曜日。曇りのち晴れ。日射しは春めいて来た感じですが、最高気温は11℃でしたからまだまだ暖かくはありません~。
今日のクリニックは午前中混雑したものの午後からは平穏でした。インフルエンザの方はもはや数人のみとなって絶滅寸前!?。診療終了後は紹介状書きや事務仕事を少々こなしてから相鉄経由で“みなとみらい”まで。写真は横浜駅。
今日はみなとみらい駅で待ち合わせて3人で会食。全く仕事がらみでなくてみなとみらいへ来ることは珍しいかも!?。行き当たりばったりでMARK ISをぶらついて、4階の「むかしみらいごはん六本木農園」へ。
正直あまり期待しておりませんでしたが(失礼~)、素材にこだわったヘルシーなメニュー。見た目も美しくてとっても美味でした。
ガッツリ系の方には向かないかもしれませんが、個人的には最近は草食系メニューの方がお腹に優しくて安心~。
3月14日金曜日。曇り時々晴れ。昨夜からの豪雨は朝には上がりましたが、午後からも雨がパラついたりして天気は安定せず。午前2時08分には伊予灘で震度5強の地震が発生。震度の割には被害は少なかった様で何よりでした。
今日もクリニックは比較的平穏。花粉の飛散量がいよいよ増えて来た様で、いつもの薬と一緒に花粉症の薬を所望される方がたくさん。
私自身も花粉症なので、いつも環境省花粉観測システム「はなこさん」(左下の写真)と相模原病院花粉症研究室のホームページ(右下の写真)をチェックしながらその日の戦略を練っておりますが、大和は観測地点の相模原が近いので重宝させて頂いております~。
さて明日3月15日はいよいよJRグループのダイヤ改正。いよいよ寝台特急「あけぼの」の定期運転も今日まで。青森発の上りが午後6時23分発、上野発の下りが午後9時16分発なので、どちらも今現在ラストランの最中。それにしても廃止は残念です~(写真は今年1月3日の上野駅)。
「あけぼの」の宿敵である秋田新幹線でも、開通時から使われていたE3系「こまち」が本日で引退。こちらは新型のE6系に置き換え完了です。
一方、来春開業予定の北陸新幹線用E7系が、明日から東京~長野間の「あさま」で一足早く営業運転開始。
ダイヤ改正ごとに繰り返される車両の新旧交代は時代の流れですから致し方ないこと。悲喜こもごも。
そして小田急線もダイヤ改正。準備は万端の様子。小田急は車両の交代は無し。
それにしてもダイヤ改正はいつも花粉のピーク時期。私としては花粉が納まらないと動きがとれません~。
3月13日木曜日。雨。今日は休診日でしたが、低気圧の通過で夕方から夜にかけてはひどい暴風雨になりました。
午前中は雨がひどくならないうちに座間のコストコまで買い出しに出かけておりました。いつもアメリカ的なスケールの大きさに圧倒されながらも無駄遣いをしない様に自制しつつの買物。
昼は大和の九つ井に立ち寄って三色蕎麦。
気付けば既にもう週半ば。今週前半のクリニックは水曜日が少々混雑したものの、インフルエンザの方が少なくなって全般的に落ち着きを取り戻しました。例年この時期は概して平穏です。
今週3月10日月曜日は東京大空襲から69周年、そして3月11日火曜日は東日本大震災から3年周年。
日々平穏に暮らせることに改めて感謝です~。
今週は水曜日が終日雨、金曜日の日中に雪がチラついたくらいで、あとは概ね良い天気。でも大陸からの寒気に覆われて連日最高気温は10℃止まりの寒い1週間でした。3月6日木曜日はもう啓蟄だったんですけどね~。
駅ソバは寒い日の方が明らかに混雑している様子!?。
クリニックはインフルエンザの方がグッと減って平穏な日々に戻りました。診療終了も今週はほぼ時間通り。3月4日火曜日は大和市医師会理事会、3月7日金曜日は小田急センチュリー相模大野で開催された循環器関連の講演会に出席しましたが、診療が時間通りに終わると余裕をもって会に出席出来ます~。
相模大野の駅頭には毎年恒例の桜。もちろんイミテーションです~。
まだまだ寒いけれど“春遠からじ”って感じでしょうか。
3月8日土曜日は診療終了後に溜まっていた雑用をこなしてから帰宅。相模大野で「あさぎり」に出会いました。
実は土曜日に真っ直ぐ自宅に帰るのはとっても久しぶり!?。
3月6日木曜日。晴れ。久しぶりにスッキリ晴れましたが気温は10℃止まり。昨夜からの強風がほぼ終日続いていました。
今日は休診日でしたが、強風で花粉がたくさん飛んでいそうでしたので、郊外、屋外を避け、東京都内の鉄道模型KATOのショールームホビーセンターカトー東京店まで足を延ばして来ました。
東京都新宿区西落合の住宅街の中にありますが、赤い京急230形電車が目印。
現在、補修、再塗装工事が始まっていてしばらく姿が見られなくなるかも。
ホビーセンターカトー東京店は先月2月22日にリニューアルオープンしたばかり。真新しい立派な建物で、玄関を入ると比較的判りやすいオブジェが飾られていました。
本社ビル1階・2階の広いスペースがショールームとショップ。
入ってすぐのガラス張りの明るいホールに大きなレイアウトが据えられていました。
Nゲージのレイアウトの外周に16.5mmゲージ(いわゆるHOゲージ)の複線エンドレス。
外周では自社新製品のEF510が牽引する寝台特急北斗星とE5系新幹線が快走中でした。
KATOは知る人ぞ知る世界的ブランド。日本型車両もさることながら、欧米向けの輸出用車両もたくさん展示されていました。
一番手前は北米の大型車両たちです。
奥には車両部品やレイアウト用品、工具などがズラリ。
さてホールのレイアウトを下に見ながら2階へ上がって行くと・・・。
そこには運転体験コーナーや工作、塗装コーナー。1階のショップで500円買うと25分運転出来ます。無料レンタル車両もあります。
レイアウトの作成工程の見本も。
もちろん入場は無料。電車好きの子どもなら(大人も!?)何時間でも過ごせそうでした~。
3月3日月曜日。雨のち晴れ。最高気温は10℃止まりで寒い週明けになりました。
クリニックは意外に午前中は平穏でしたが、なぜだか午後になってから混雑。今日は昼頃から花粉が多くなった様で、私自身もそろそろヤバくなって来ました。昼に薬を追加投与。年度末が近付いたせいか、転勤や転居の方が多くなって紹介状書きが忙しくなって来ました。
下の写真は先週九州で撮った雛飾り。別に特別な場所ではなくて、泊まった博多のホテル内です。
下は福岡空港内。どちらも両脇にぶら下がった毬の装飾が綺麗。「さげもん」と言うらしいですが、柳川独特のものなのでしょうか?。それとも九州ではこれが普通??。
雛人形そのものに違いがあるかどうかは良く判りません。
そしてもう一つ春の話題。11年半ぶりに2円切手が復活。今日から発売されました。描かれているのは「エゾユキウサギ」。クリニック用に早速購入。
もちろん消費税増税に伴う郵便料金値上げに備えてのもの。デザインは以前の「秋田犬」よりも愛らしくなりましたが、あまり嬉しくはありませんね~。
3月2日日曜日。雨。3月最初の日曜日は冷たい雨が降ったり止んだりの生憎の天気。寒いし天気が悪いしで今日は出かけずに自宅で雑用をこなしておりました。そんな訳で今日はアップする写真がありませんので、先週日曜日の続きを~。
2月23日日曜日、朝9時前に関門トンネル人道を下関側から門司側へ抜けて海沿いを門司港駅へ。市街地を歩いていたら路面電車の姿が見えました。近付いてみると西鉄北九州線の100形148号でした。もとは北九州市立交通科学館で保存されていたものが、同館の閉館でここへ移って来たそうです。
昭和58年3月に初めてこのあたりを歩いた時はゴーストタウンの様でしたが、門司港レトロ地区として昭和63年から整備が開始され、平成7年3月にグランドオープン。今では小奇麗な観光地になっていました。
周辺には九州の玄関口だった頃の旧門司税関、旧大阪商船、旧門司三井倶楽部、門司郵船ビルなどの大正時代を中心とした建物が整備保存されています。向こう岸に見えるのは門司港ホテル。
でも今回の主要な目的は門司港駅に隣接している九州鉄道記念館を訪ねること(毎度“鉄”でスミマセン~)。
ここは2003年8月にオープン。九州ゆかりの鉄道車両や資料が保存展示されています。入場料は大人300円。
中央ゲートを入ると2両の蒸気機関車。先頭は筑豊炭田の石炭輸送に長い間活躍した大正時代の貨物機9600型蒸気機関車。
古い貨物機らしく武骨な外観。でも力持ちで現場で頼りにされていた様で、後輩機関車たちを差し置いて蒸気機関車としては末期まで使われていました。因みに国鉄最後の蒸気機関車になったのも北海道追分機関区の入換え用の9600型でした。
奥に進むとC59型1号機。幹線用の大型の旅客用蒸気機関車です。
直径1750ミリの動輪が3軸。かつては幹線筋で優等列車を牽いて疾走していました。
従台車は1軸。軸重が重いので線路規格の良い幹線以外で使用出来ないため、九州では鹿児島本線の熊本電化を機に昭和40年に廃車となりました。
先輪は戦前型のC59独特の丸穴ウェッブ付。
キャブには昭和15年の汽車会社の製造銘板。汽車会社は明治29年から昭和47年に川崎重工業に吸収合併されるまで存在した鉄道車両メーカー。C59型1号機は記念すべき製造番号2000番でした。
煙突の横、デフレクターのステーに取り付けられた小さな長方形の板はリンゲルマン煤煙濃度表。九州の蒸気機関車独特の装備でした。右下がキャブ側から見たところ。
何の飾りっけもない巨大なテンダー。
さらに奥に進むと、関門トンネルで使われたEF10型直流電気機関車や鹿児島本線で使われたED72型交流電気機関車の試作1号機。
戦前の代表的な機械式(クラッチで変速する方式)気動車キハ07型や・・・。
最近まで活躍していた485系、581系交直両用特急電車の姿。車内にも入れます。
平成21年の「富士」「はやぶさ」の廃止まで使われていた14系寝台客車もそのままの姿で展示。
さて車両展示場に隣接した高台に本館があります。本館は1891年に建築された赤レンガ造りの初代九州鉄道本社社屋を転用したもの。
2階建ての内部には明治時代の客車や九州関連の資料がたくさん。
九州独特のお椀型のヘッドマークも。
鉄道模型のジオラマも定期運転中。メインステーションは当然のことながら博多駅。
ひと回りして中央ゲートに戻ると、事務室の後側にEF303、ED761、クハ481-246の前頭部が置かれていました。
カットされてしまっているのが残念な車両たちです。
運転台は変な装飾は施されずに現役風です。
時間が無くて足早に一巡して来ましたが、また改めてゆっくり来たいと思います~。
今週後半は天候が不安定。2月28日金曜日は18℃まで上がって4月中旬の気温になったかと思えば、3月1日土曜日は雨で一転して最高気温10℃止まりでした。冬から春への季節の変わり目なのでしょうが、体調がおかしくなりそうです~。
クリニックはインフルエンザの方が少なくなって、だいぶ落ち着きを取り戻して来ました。昨日のポカポカ陽気で一気に花粉が飛散。“いつもの薬と一緒に花粉の薬もください”なんて方が増えました。
今日は土曜日にもかかわらず順調に診療が進み、すんなり時間通りに終了しました。遅めの昼食後はみなとみらいへ。いつの間にか日が延びて夕方5時前でも明るくなりました。
コスモワールドの前を通りかかったら、天気が悪いのにもかかわらず大勢の歓声が。目をやると回転しながら立ちあがって行く恐怖の乗り物!。
私は“速い”のも“高い”のも苦手。お金を払って乗る方の気が知れません~。
今日は横浜ベイホテル東急で開催された循環器関連の講演会に出席。
心房細動に関する講演を2題聴いて参りました。帰る頃にはまた雨脚が強まって・・・。山間部ではまた雪になるかも!?。