5月1日木曜日。晴れ。昨夜からの雨は上がって天候が回復。最高気温は24℃まで上がり、初夏の様な一日になりました。
今日は休診日。平日とはいえゴールデンウィーク中なので、有名観光地や繁華街は避け、府中市の多摩川沿いにある府中市郷土の森博物館まで行ってみました。入場料は今どきたったの大人200円。
残念ながら博物館本館の常設展示室はリニューアル中で、特別展示室に一部を移して公開中。それでも府中が海だった時代から縄文時代、古代武蔵国の中心都市だった時代、そして近世甲州街道の宿場町を経て現在に至るまでの変遷が判りやすく紹介されていました。
本館を出ると正面にけやき並木。広い園内には10棟の復元建物が点在。
一番手前は昭和10年に建設された旧府中尋常高等小学校の木造校舎です。
玄関を入ると何だか懐かしいような下駄箱。玄関ホールからは2階へ繋がる階段。
私自身が入学した小学校は、当時まだ明治からの平屋の木造校舎を使っていた(!)ので、こちらのほうがはるかに新しくて立派見えます。
でも自分ではつい先日小学校に入学した様な気がしていましたが、既に50年近い歳月が!?。
こんな木製の机、使っていました~。
だるまストーブも足踏みミシンもリアルタイム。恐るべし・・・。
1階の一角は詩人村野四郎記念館になっていました。誰それって?。「ぶんぶんぶん、ハチが飛ぶ・・・」の作詞をした方です。
奥へ進むと明治21年創建の蔵造りの店。
中には時節柄か五月人形の数々。
その向かいには府中宿の大店、旧田中家。
「明治天皇府中行在所」の碑が建っていました。兎狩りの際に休憩所や宿泊所に使われたそうです。
さらに奥には江戸時代後期創建の畑作農家、旧河内家住宅。
大正10年竣工の町役場や郵便取扱所、長屋門、水車小屋などなど・・・。
先日来、古い建物の写真が多くなってしまいましたが、別に回顧趣味がある訳でも、建築に興味がある訳でもありません。たまたま重なってしまっただけ~。
キリが無いので、続きはまた後日に。
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