当院のゴールデンウィークはカレンダー通り。今年は5月3日土曜日から6日までが連休になりました。11連休の皆様に比べればいささか遅ればせながらではありますが、5月3日の早朝にはめでたく自宅を脱出して羽田空港へ。
空港ロビーで見ていたテレビ中継では、今日の午前中の国内の空の便はほとんど満席だったそうです。
確かに徳島、旭川、高知、関西などへの便にわずかに空席が残るのみでした。
私どもは10時15分羽田発のJAL1275便で小松まで。飛行時間は僅かに40分でした。今回も金沢でゆったり過ごす予定。
翌5月4日日曜日は、気温は低めでしたが天候には恵まれて快晴でしたので、金沢から福井県の永平寺まで行って参りました。永平寺は、ご存知の通り1244年に道元によって建立された曹洞宗の大本山です。
参道のモミジのトンネルは若葉でとっても綺麗でした。
境内には歴史を感じさせる杉の巨木がたくさん。
ゴールデンウィーク中とあって、境内は参詣の人々で大混雑でした。それでも都会の喧騒に比べれば、どうと言うことはありません。
参拝料は500円。まずは大広間に案内され、そこで数ヶ月前まで大学生だったという雲水さんが永平寺の歴史や修行の様子を説明して下さいました。
その後、広い境内を参拝順路に従って七堂伽藍を巡ります。
度重なる火災により、現存の諸堂は全て近世以降の再建。それでも十分に荘厳です。見事な長い階段。
現在200名近い雲水さんが750年前に道元によって定められた厳しい作法に従って修行中。
今日は5月にもかかわらず気温が低めで、長い廊下を歩いていると足先が冷たくなりましたが、寒い季節の修行はさぞや辛いことでしょう。
厳しい修行のためか、行き交う雲水さんは長身でスリムな方ばかり(!?)。なぜかメガネをかけている方が目立ちました。もちろん写真を撮ってはいけません。
七堂を一巡してもとに戻るまで結構な時間と体力(!?)を費やしました。
正門を出て、浮世に戻ればお腹が空いておりました。近くで名物の蕎麦を頂きました。う~ん、とっても美味~。
私自身、修行が必要なことは重々自覚してはおりますが、なかなか・・・。
コメントする