さて今日はこの夏の旅の続き。モナコ近郊の5つの村を巡って2時過ぎにニースへ戻って来ました。最高気温は24~25℃で日向は暑いけれど風は爽やか。ちょっと眠いけれど街中へ。
街中は世界中からやって来た観光客で混雑していました。ややっ、こんなところに線路が!。
ニースには1900年にトラムが開通し、1920年代には11路線の大規模なネットワークを形成していましたが、日本と同じ様に車社会に移行して1953年に全廃されていました。ところが交通渋滞がひどくなって再度トラムが見直され、2007年11月に新規開業しました。
そんな訳で車輛は全て単一形式で面白味に欠けますが、軽快で静かな新型車です。
アルストム社製のシタディス302型というのだそうです。
アルストム社は世界の鉄道車輛の2割強のシェアを誇るフランスの大企業。
5両編成で結構な頻度でやって来ます。マセナ広場への手前の停留所で何故かパンタグラフを上げ下げ。
マセナ広場へ入る時にはパンタグラフが下がっています。
何とマセナ広場とガリバルディ広場では、景観に配慮して架線を張らず、この区間はパンタグラフを下げてバッテリー(ニッケル・水素充電池)で走っているのだそうです。へぇ~。
下は暗くなってから同じ場所を走るトラム。
あれっ、ニースまで来てトラムだけ?。いえいえ、海岸沿いも夕方と朝方にチョッとだけ歩きました。
夕方のビーチは結構な混雑。砂浜ではなくて石浜なので、素足で歩くと足裏が痛いです~。
波も結構高いので、江の島の方が泳ぎ易いかも!?。
下は翌朝のビーチ。浜辺は人出が少なめですが・・・。
海沿いの歩道はウォーキングやランニングに勤しむ人たちがたくさん。
下の写真は海岸沿いに建つ2012年に創業100周年を迎えたホテル“ネグレスコ”。
朝のウォーキングを終えてから、次の目的地アヴィニョンに向かうためニース駅へ。
あれあれっ、名所のシャガールやマティスの美術館は?。いや~、今回も“乗る”ことが目的ですから~。
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