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鉄道地図

週の始まり、8月25日月曜日と26日火曜日は両日とも曇り時々雨のぐずついた天気になりました。最高気温は26~27℃で、一気に過ごし易くなりましたが、湿度は高くて意外とムシムシ。

クリニックは、月曜日は午後から混雑したものの、火曜日は比較的落ち着いていました。暑い間に体調を崩され、総合病院に紹介状を書かなければならないほどの方がちらほら。お盆休み期間を何とか残薬をかき集めてギリギリで来院された方も。

診療終了後は特定健診や肺がん検診の結果判定で、目を背けたくなるほどのカルテの山と格闘。嬉しくて涙が出そうです(もちろんウソです~)。

先日立ち寄った近所の書店で、「鉄道フェア」なるものが開催されていました。そこで昔の国鉄車内に掲示されていた「日本国有鉄道案内図」を発見。明らかに複製品でしたが、懐かしくて北海道版と中国・四国・九州版をご購入~。

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自宅に帰って眺めてみると、発行年がどこにも記載されていません。知床半島の付け根に位置していた根北線(斜里~越川)が無いので、昭和45年12月1日の廃止以降?。

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目を転じて、宗谷本線の美深から出ていた国鉄末期に赤字日本一を記録した美幸線を捜してみると、それもありません。ということは美幸線が廃止になった昭和60年9月17日以降ということでしょうか。

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ところが、炭坑路線で線路が入り組んでいた夕張地方を見ると、昭和56年10月1日開業の石勝線はまだありません。さらに夕張鉄道の鹿ノ谷~夕張本町間(昭和46年11月15日廃止)、同鉄道の野幌~鹿ノ谷間(昭和50年4月1日廃止)、夕張線の紅葉山~登川駅間(昭和56年7月1日廃止)、万字線(昭和60年4月1日廃止)は全て健在。ということは昭和46年11月15日以前ということになります。

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南の方に目を転じてみると、胆振線の京極~脇方間の支線が載っています。ここの廃止は昭和45年11月1日。

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あれ、すると先ほどの美幸線が無いのは廃止されたからではなくて開業前だから。すると一気に昭和39年10月5日の美幸線開業以前に遡ります。

さらに函館近郊を眺めていたら、軍川という名前を発見。軍川駅は昭和39年6月1日に大沼に改称されています。ちなみにそれまでの大沼は大沼公園に改称。

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さらに見直すと、天北線が北見線になっています。天北線への改称は昭和36年4月1日。

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同時期に網走本線も池北線に改称されています。

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待てよ、この時期に根北線が無いということは、昭和32年11月10日の同線の開業以前ということ・・・。

日本海側に目を転ずると、羽幌線が途切れています。羽幌線は昭和62年3月30日に留萌~幌延間全線が一気に廃止されているので、末期の姿ではありません。

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良く見ると天塩線の名前が残っているので、羽幌線全通の昭和33年10月18日以前で、さらに築別~初山間が開通していないので昭和32年11月6日以前。

札沼線を見てみると終点が雨滝。戦時中に営業休止になっていたのが雨滝まで復活したのが昭和28年11月3日、その後昭和31年11月16日に雨滝~石狩沼田間が復活したので、その3年間に絞られました。

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さらに福山線が松前線と改称されて木古内~松前間が全通したのは昭和28年11月8日。それ以降ということになります。

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・・・ってなことで、現時点では昭和28年11月8日以降で昭和31年11月15日以前の地図ということになりそうです。意外に古くてビックリ。

まだ絞り込みが足りなそうですが、もう少し頭がスッキリしている時に改めて考えます。九州編もそのうちに~。

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