9月24日水曜日と9月25日木曜日は、台風16号から変わった温帯低気圧が日本海を東進した影響で荒れ模様でした。それでも水曜日のクリニックは終日混雑。前日祝日、翌日休診日ですから、まあ致し方ないところでしょう。特定健診も大詰め。あと一息です。休診日の木曜日は最高気温が28℃まで上がってムシムシの一日でした。悪天候の中をお墓参りや買物に。
さて今日はこの夏の旅行の続きを。いつの間にか1ヶ月以上経ってしまいました~。8月18日は移動日。南仏プロヴァンスのアヴィニョンからパリまでTGVに乗りました。
アヴィニョンTGV駅は防風ガラスで覆われた優美なデザインで2001年ブルネル賞を受賞。
10時14分発のパリ・リヨン駅行きに乗ります。
チケットはいつもの様にプリントアウトしただけの紙切れ。
フランス語ですが、左上に2014年8月18日、アビニョンTGV駅10時14分発、パリ・リヨン駅12時56分着。右上には2912列車、2等車、18号車、15番。BASは1階(下)の意味でしょうか。
例によって20分前にならないとホームに出られません。駅員さんにチケットのバーコードをスキャンしてもらってホームへ。相対式2面4線のホーム。ホームも線間の壁も木製です。上屋が無いのは雨が少ないから??。
やって来た車両は先日ニースから乗ったのと同じオール2階建てのTGV-Duplexでしたので写真は割愛。ただ今回は1階の2等車で、満席の車内での荷物置き場に困りました。パリまではノンストップで2時間42分。この区間の最高速度は300km!。
北上するに従って、南仏の抜ける様な青空はどんよりした曇り空に変わって行きました。パリ・リヨン駅にはほぼ定時に到着。
頭端式のホームに到着したTGV-Duplex。機関車は丸みを帯びたデザインです。
パリ・リヨン駅はパリの6つあるターミナル駅のひとつで、1849年の開業。文字通り、リヨン方面への南東線、その先ローヌ・アルプ線や地中海線などの起点になっています。
大きな時計台がシンボル。駅周辺は大勢の旅行客や出迎えの人や車で騒然とした雰囲気でした。
さて、ホテルにチェックインしてから街歩きに出ましたが、街中は世界中からの観光客で大混雑。
スリやひったくりも多いので、警戒しながら歩いていると疲れます~。
街中の移動は、網の目状に発達した地下鉄がとっても便利。下はチケットの自動販売機ですが、日本に比べると随分大柄。
市内は均一料金で1回券は1.7ユーロですが、10枚セット(カルネ)は13.7ユーロでこちらの方がお得。改札口は結構厳重で、時折改札内でチケットの抜き打ちチェックも。
現在パリの地下鉄は支線2路線を含んで16路線。最初の1号線はパリ万博にあわせて1900年に開通したそうです。以後順次延長され、最新の14号線は1998年の開通。路線総延長221.6km。
乗り換えには、駅によっては迷路のような地下を長距離歩かなければならない場合もあるのは東京と同じ。乗り換え表示はしっかりしているので、身落とさないように辿って行けば大丈夫。
地下鉄とは言っても地上を走る部分も結構あります。
車両は新旧混在。一部の車両はゴムタイヤを装着しているそうです。
内装も様々。軌間は1435mmの標準軌ですが、車体幅が狭いので車内は広くありません。
さて翌日のスケジュールは白紙でしたが、パリの雑踏に辟易して、街中に見つけたフランス国鉄(SNCF)のオフィスに飛び込んで、いきなり東方面へのTGVのチケットを買ってしまいました。どこへ行くかって?。続きはまた後日~。