10月10日金曜日。晴れ。朝は14℃でしたが日中は25℃。今日のクリニックは結構混雑。明日から3連休の方も多いでしょうし、台風19号の動静を憂いて早めに受診された方も多かった様です。今週になって長引く咳の方が増えて来ました。
10月11日土曜日。晴れ時々曇り。今日から3連休の始まり。朝の通勤電車内で革靴を履いた人は皆無でした。今日のクリニックはほど良い混雑。ほぼ予約時間通りに診療が進みました。昨日同様に咳のかぜの方がたくさん。診療終了後は介護保険の主治医意見書や紹介状書きなどの事務仕事。帰宅時に駅で夜の休日夜間急患診療所当番に向かうF先生にバッタリ。思わぬ時間に思わぬ方にお目にかかって咄嗟に状況判断が出来ず。失礼しました~。
さて既に2ヶ月近い時間が経ってしまいましたが、まだ夏の旅行のレポートが完了しておりませんでした。今日は久しぶりにその続きを。
前日の夕方にアビニョンからパリに入りましたが、パリは観光シーズンの真っ只中。少し市内を歩いただけでその混雑ぶりに辟易してしまいました。ホテルの近くにSNCF(フランス国鉄)のオフィスがあったので、ドイツ国境近くの街Strasbourgまでの翌日のTGVチケットを買ってしまいました。キップは今回の旅行で初めてインターネットのプリントアウトではないキップらしいキップ。
当日は早朝にホテルを出て、地下鉄でStrasbourg行きが出るパリ東駅へ。
Strasbourg行きは8時25分発。ちょっと早く着き過ぎました。まずは構内を探索。
夏とはいえ、朝の空気はひんやりとしていて、半袖の人は稀。
カラフルな近郊列車が次々と入線して来ますが、日本の通勤ラッシュの様な事態はありません。
首都のターミナル駅の割に線路は草ボウボウ。日本では考えられません。
構内に停まっていたBB15000形は1971~78年に65両が製造された交流機。これはヨーロッパ横断特急や国内TEEの牽引機に採用されたTEE塗装。
下はディーゼル機関車。272160と272130というナンバーが読み取れますが、20万代は中距離旅客輸送部門に属することを意味しています。
形式名はCC72100形という1967~1974年に92両が製造されたアルストム社製の電気式ディーゼル機関車。定格出力は2650kw。
下の写真は8時4分発モスクワ行きの024列車。
ロシア鉄道のホームページに拠ると、3177kmを37時間30分で走破している様です。5月25日からの夏の期間は週5日の運転。
車体側面にはRussian Railwaysの表示。ヨーロッパは陸続きであることを実感させられます。
テロ対策なのか駅構内では自動小銃を抱えたフランス兵が巡回中。ロシアの乗務員さんも何となく恐ろしげだったので(偏見はいけませんね~)、写真を撮るのも憚られました。
さてこれから乗る8時25分発Strasbourg行きは、このモスクワ行きの隣に停車中のTGV。
車両は1992年から1996年にアルストムで製造されたTGV-R(Réseau:レゾ、フランス語でネットワークの意味だそうです)。TGV-Rにはフランス国内用の2電源対応編成とベルギー・イタリア乗り入れ用の3電源対応編成がありますが、この540編成は2電源対応編成。最高速度は320kmです。
2電源対応編成は2004年から2006年にかけて改修工事を受けているはずですが、あまりメンテナンスは良く無さそう。
まずは車内を探検。下の写真は一等車。横3列のシート配列。デザインはファッション業界では有名な(?)クリスチャン・ラクロワ。
二等車は横4列です。下の写真は編成端にあった2等車のコンパートメント部分。
bar車もラクロワのデザインで改装されています。
モダンな感じですが、揺れる車内で立って食べるのは疲れますよね~。
メニューはエスプレッソ2.5€、サンドウィッチが3.6~6.3€、最高は17€のセットメニュー。
8時25分、定刻通りにパリ東駅を発車!。ゴミゴミした市内を抜けると、あとは広大な田園風景の中を走ります。
高速区間の最高時速は320kmですが、前後には在来線区間も。車内は比較的空いていました。
Strasbourgまで何とノンストップ。所要2時間18分で10時43分に到着の予定です。
長くなって来たので続きはまた後日~。
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