11月2日日曜日。晴れ時々曇り。先日までの予報ではこの3連休の天気は絶望的な感じでしたが、案に相違して朝には雨が上がって晴ました。最高気温は22℃まで。
今日は朝から東京の大田区蒲田へ。大田区産業プラザで開催された第35回日本鉄道模型ショウへ行って来ました。
京急蒲田駅とその周辺は、京急羽田線の立体化に伴う工事の進捗で毎年来るたびに様子が変わっています。
入口で友人と合流して3人で、午前10時のスタートと同時に会場入り。
入場料は1000円です。
会場内には鉄道模型に関連するメーカー70社あまりのブースがひしめきあっています。
鉄道模型メーカーだけでなく、鉄道部品や電子部品を扱う会社、出版社、タオルやTシャツを扱う衣類メーカー、陳列ケースを扱う家具メーカーまで、多様なブース。以下は個人的趣味によるご報告。
1/80真鍮製品の老舗メーカー、「エンドウ」は例年より地味な展示でした。再生産される懐かしい非冷房原形の101系通勤電車が快走していました。
マニアックな話題ですが、編成物の中間連結器としてエンドウカプラーが発表されたことがビックリ。半世紀以上にわたって古典的なドローバーと呼ばれる単純な連結器が使用されて来ましたが、伸縮機能を持つ(カーブで車両間隔が延びる)「カツミ」のACEカプラーが主流となりつつありました。今回の製品はそれに対抗する革新的製品かも!?。
プラスチックメーカーの「マイクロエース」では189系特急あさまグレードアップ編成とED60、61、62という直流電気機関車の試作品が展示されていました。後者は最近製品が途絶えていた形式。チョッと期待!?。
「でんてつ工房」では既に発売中の非冷房原形の国鉄115系直流電車が展示されていました。プラだけど造りは良さそう。
「モデルワークス」は少量生産のメーカー。車輛もストラクチャーもありますが、超マニアックな製品群。中ほどやや上の青い客車は九州鉄道が明治時代にアメリカに発注したブリル客車。
「佐々木工房」は例年のごとく実物の運転台を展示販売。50万円の値札が付いていましたが、いつかは欲しいもののひとつ!?。
壁面に飾られた駅名札や車輛製造銘板も同工房の物の様です。
「模型工房サイトウ」はOJゲージを中心とした大型真鍮模型を受注生産。価格は軽自動車並み!。
「奄美屋」は1/80の真鍮キットのメーカー。店舗は日吉にあります。小田急1900系の姿が。
「シノハラ」はレールの世界的ブランドメーカー。こちらは関内にあります。並んでいるのは精巧なポイントレール群。
下の写真、一番手前に見えるブースは台車の専門メーカーの「日光モデル」。こちらは毎年台車ばかりがズラリ。
「クマタ貿易」はデジタルコントロールシステムを実演中。京急2100系が独特のサウンドを響かせて走行。ライト類のコントロールもデジタルなら自由自在。
大型のOJゲージのED75形交流電気機関車や20系寝台客車の迫力は圧巻。値段も圧巻。
「天賞堂」は老舗メーカーですが、従来得意としていた高級真鍮モデルよりもプラスチックやダイキャスト製品が幅をきかせていました。下は山陽本線瀬野~八本松間の補機専用機EF59形旧型直流電気機関車。プラ製です。
同じくプラ製のEF53形旧型直流電気機関車。いくつかのバージョンに作り分けられています。一番手前がお召専用機。
ゆっくり見ていたら日が暮れそう~。
例年のごとく入口近くには巨大なレイアウト。
運転体験は子どもたちが順番待ち。小さいうちに“洗脳”、もとい、“英才教育”をしておかないとね~。
そして2階の小展示ホールにもレイアウトがいくつか展示されていました。
さて、昼前には何とか切り上げて、京急とみなとみらい線を乗り継いで元町・中華街へ。
中華街は3連休の中日とあって、普段よりも一段と混雑していました。
相棒の行きつけの東園でランチ。う~ん、リーズナブルな値段でお味はGood!でした。男3人でマニアックな模型の話に熱中している姿は、あまり知人に見られたくないかも~。
ランチ後はみなとみらいの鉄道模型の「カツミ横浜店」に立ち寄り、さらに「横浜ベイホテル東急」のカフェでまったりお茶してから帰って来ました。
帰宅したらもう真っ暗~。
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