1月13日火曜日。晴れ。朝は-1℃、日中は11℃。乾燥した晴天続きですが、西から天気は下り坂。
連休明けのクリニックは、当然のことながら大混雑。インフルエンザと感染性胃腸炎、寒い時期の2大感染症の流行で、予約外で受診される方が多数。今日も昼休みはほんのチョッと、夜も7時半までビッチリ診療でした。それでもこの時期にしてはまだ良い方かも。感染症の流行が落ち着くまでは予約の方々にもご迷惑をお掛けしそうです。何卒ご容赦下さいませ~。
さて今日は、一昨日の札幌行きの続き。今回わざわざ札幌まで来たのは、実は寝台特急「カシオペア」に乗るため(!)。1ヶ月前の朝10時(休診日でした)にみどりの窓口に並んで奇跡的に寝台券とともに食堂車の予約を取ることが出来たのでした。
オフシーズンの上り列車を狙ったのが功を奏したかも!?。それでも瞬時に満室になっていました。
入線は発車の僅か9分前の16時03分。寒いホームで待ち構えていましたが、なんとヘッドマークが雪で真っ白。列車名が判りません。トホホ~。
重連のDD51形ディーゼル機関車のすぐ後が唯一無二の展望室付きのスイート。スイートは1号車、2号車に4室ずつ、計8室のみで、プラチナ中のプラチナチケット。どうやったらチケットが取れるのか、皆目見当が付きません。
続く3号車は食堂車。
1階は通路で2階が食堂車です。
今宵のベッドは4号車の2番。残念ながらスイートではなく、カシオペアツインという一般個室。シャワーは共用ですが、トイレと洗面台は自室内にあります。
でもたまたま数少ない平屋部分の部屋でした。料金は一緒で天井が高いのでチョッと得した気分!?。
下の写真は発車時にまだ空いていた2階のツインを覗いたところ。因みにカシオペアにはツインの個室しかありません。
入線後は、編成を外から観察する時間などほとんど無く、すぐに発車時刻になってしまいました。発車はとってもスムーズ。昔の客車列車の様なドン突きはありません。札幌には昼食の時間を含めて僅か3時間の滞在でした(!)。
発車後ほどなくウエルカムドリンクサービス。紙コップにもカシオペアのロゴ。一緒に明朝のコーヒーサービスのチケットも配られました。
因みにヘッドカバーや備え付けのタオル、寝巻にもロゴマーク。一流ホテル並みに徹底しています。
テーブルに置かれていたリーフレットには、食堂車の営業時間や車内販売、自動販売機の案内や・・・。
列車編成図(12輌編成です)・・・。
さらにベッドメイクの方法、共用シャワーの使い方、ルームキーの設定の仕方、洗面台の出し方、テーブルの仕舞い方、コントロールボードの操作法など・・・。う~ん、きめ細かい~。
壁面のモニターでは現在位置の表示やBS放送、ビデオプログラムの視聴が可能。
さらに停車駅の案内表示も。
コントロールボードの左下の緑の文字は車内販売が近付くと点灯します。全て個室なので、これが無いと車内販売が来ても気付きません。
列車は札幌を出ると、道内は南千歳、苫小牧、登別、東室蘭、伊達紋別、洞爺、長万部、八雲、森、函館と小刻みに停車。東室蘭を発車したあとは速度が遅くなった上に揺れも酷くなって、明らかに線路規格が落ちた感じ。
伊達紋別では6分も停車。
特急とは思えない長時間停車。気分転換にホームへ降りてみましたが、さっ、寒っ!。
まだ18時20分過ぎですが、まるで深夜の様相。“夜汽車”の雰囲気が素敵~。
長時間停車の理由は、函館行きの気動車特急「スーパー北斗14号」に道を譲るため。
札幌を39分後に発車して函館には37分先着。気動車特急が速いのか、はたまたDD51形ディーゼル機関車に牽かれた客車寝台特急が遅いのか・・・。追い抜かれたところで、まあ急ぐ人は「カシオペア」には乗っていませんから、誰も文句は言いません。
まだまだ続きますが、チョッと長くなって来たので、続きはまた後日~。
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