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若松線

4月1日水曜日。曇りのち雨。朝は12℃、日中は19℃。新年度のスタートはすっきりしない天気になりました。

クリニックは昨年度末の昨日はとっても平穏だったのに、今年度初日の今日はとっても混雑。新年度を迎えて新規一転、検査や治療にいらした方も(!?)。周辺クリニックがお休みの水曜日の常として長引く咳や感染症がらみの方も多数。

さて10日も経ってしまいましたが、先月の九州行きレポートの続きを。21日土曜日はD6061を眺めてから遠賀川駅に戻り若松へ。若松までは370円でした。遠賀川12時36分発門司港行きは“黒い顔”の817系3000番でした。

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内装はモダンなデザインのロングシート車。

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鹿児島本線と筑豊本線の乗り換え駅の折尾で下車。12時42分着。古めかしいカーブしたホームは以前訪れた時と同じ。

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ここでは懐かしい立ち売りの駅弁屋さんの声が響いていました。階段左側の赤い服の方が駅弁屋さん。

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西口階段を降りて行くと筑豊本線へのレトロな連絡通路。

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昭和に逆戻りした雰囲気です。

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折尾駅は以前ご紹介した貴重な駅舎は既に姿を消し、現在は大工事中でした。元来複雑な構造だったのに、工事でさらに複雑化。西口階段を降りてしまうと筑豊本線の直方方面の2番線にしか行けず、若松方面の1番線には再度3番線に上がって東口階段を降りなければならないのでした。隣のホームへ行くのに一苦労。

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8分も乗り継ぎ時間があったのに、うろうろしていたらギリギリ駆け込みセーフでした。

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ここから折尾発12時50分発の若松行きに乗り換え。車輌は国鉄時代の生き残りキハ47形2両編成。

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富士重工昭和54年製で小倉工場平成5年改造の銘板。

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製造から既に36年!、改造を受けてからでも20年!!。

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若松駅に13時08分着。所要たったの18分でした。

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ここはかつて筑豊炭田の積出港として賑わったところ。

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ホーム上屋は今でも蒸気機関車の煙の匂いが染み付いていそうです。

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2両編成の列車には不釣り合いな長大なホームが往時の活況を偲ばせます。

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折尾側の上屋が途切れた先は一段低い昔のホームが連続。

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一方、若松側のホームの先には若戸大橋がチラッと見えました。

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多数の留置線と大機関区を擁していたはずですが、今では跡形も無く消え失せ、マンションと駐車場になっていました。

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機回し線は殆ど使われていない様子。

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下の写真は改札口を出て人気の少ない駅前ロータリーから振り返って駅舎を眺めたところ。異様に横幅が広い駅舎ですが・・・。

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実際使われているのは一部。

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このあたりに若松機関区があったのでしょうか。

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待合室はやはりレトロな雰囲気でしたが、チャンとみどりの窓口もキヨスクも駅ソバも健在。

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今回、若松に来たのは筑豊本線の起点だから。ここから折尾方面へと戻って、かつての筑豊本線を完乗する予定。

下の図はJTB時刻表3月号の巻頭地図ですが、ブルーの線は筑豊本線が本線といえども地方交通線であることを示しています。

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若松駅13時37分発の折尾行きは、やはりキハ47系の2両編成でした。この区間は今では“若松線”と呼ばれて非電化のまま取り残されています。電化された折尾以南とはまるで別線の様。

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加速は悪いけれど騒音の大きいキハ47は定刻に発車。走りっぷりは至ってのんびり。国鉄時代のローカル線の風情でした。直方までは560円でした。折尾には13時56分着。

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ここからかつての筑豊本線は“若松線”から“福北ゆたか線”と名前を変えて電化路線になります。折尾での乗り継ぎ時間が4分しかありませんでしたので、最初から駆け足で一旦3番線へ上がってからまた下りて、乗り継ぎ列車の待つ2番線へ。14時00分発の直方行きは近代的なブラックフェイスの817系電車でした。

さてこれから筑豊の中心部へ向かいますが、長くなって来たので続きはまた後日~。

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